五十嵐紀子と申します。新潟医療福祉大学社会福祉学部の教員です。
いつも着物を着ています。(その理由は、いずれ・・・)
大学では、コミュニケーション学と英語を教えています。
「コミュニケーション学と英語」と言うと、「英会話とかですか?」と以前はよく聞かれていました。
最近は「コミュニケーション能力」が重視される世の中。「コミュニケーション=英会話」という構図はさすがに崩れてきたようですが、「上手な話し方とか、プレゼンとか、そんな感じですか?」と言われると・・・それも違う。「いや、ちょっと違いますね」というのは簡単だけど・・・う~ん。
・・・と毎回悩んでしまいます。
コミュニケーション学は何をする分野なのかというと、「上手な話し方のスキル」といったパフォーマンスや「人と仲良くするにはどうしたらよいか」といったヒントを探るものではありません。私たちは、意識して人に働きかける以外にも、無意識に言ったりやったりしていることや、ボケーっとしている時でさえ、それは「何か見えない力」に影響されているのです。その「見えない力」にこそ関心を寄せるのが、コミュニケーション学。。。。
見えないものを見ようとするのがコミュニケーション学
・・・と書くと、ちょっとオカルト的?
余計にわかりにくいかもですね(苦笑)
このブログでは、介護福祉士を目指して学んでいる学生たちの学びや、私自身が介護現場のフィールドワーク、日常のあれこれを通して気づいたことなどを綴りながら、コミュニケーション学の面白さをお伝えできたらと思います。
そして、それが、皆さんのコミュニケーションに関するお悩みのヒントになれば・・・。
どうぞよろしくお願いいたします
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