新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

はじめまして!


五十嵐紀子と申します。新潟医療福祉大学社会福祉学部の教員です。

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いつも着物を着ています。(その理由は、いずれ・・・)

大学では、コミュニケーション学と英語を教えています。

「コミュニケーション学と英語」と言うと、「英会話とかですか?」と以前はよく聞かれていました。

最近は「コミュニケーション能力」が重視される世の中。「コミュニケーション=英会話」という構図はさすがに崩れてきたようですが、「上手な話し方とか、プレゼンとか、そんな感じですか?」と言われると・・・それも違う。「いや、ちょっと違いますね」というのは簡単だけど・・・う~ん。

・・・と毎回悩んでしまいます。

コミュニケーション学は何をする分野なのかというと、「上手な話し方のスキル」といったパフォーマンスや「人と仲良くするにはどうしたらよいか」といったヒントを探るものではありません。私たちは、意識して人に働きかける以外にも、無意識に言ったりやったりしていることや、ボケーっとしている時でさえ、それは「何か見えない力」に影響されているのです。その「見えない力」にこそ関心を寄せるのが、コミュニケーション学。。。。

見えないものを見ようとするのがコミュニケーション学

・・・と書くと、ちょっとオカルト的?

余計にわかりにくいかもですね(苦笑)

このブログでは、介護福祉士を目指して学んでいる学生たちの学びや、私自身が介護現場のフィールドワーク、日常のあれこれを通して気づいたことなどを綴りながら、コミュニケーション学の面白さをお伝えできたらと思います。

そして、それが、皆さんのコミュニケーションに関するお悩みのヒントになれば・・・。

どうぞよろしくお願いいたします


About the author

五十嵐 紀子

未来の介護福祉士が現場実習で学んだこと、教室で学んでいることのあれこれを、コミュニケーション研究者がつづります。介護の世界は驚き・感動・発見もりだくさんのワンダーランド。介護におけるコミュニケーションの難しさとおもしろさ、介護職のカッコよさを伝えます!