やさしい手シニアリビング やさしえ上越(有料)

2012年6月上越市に新しくオープンしたサービス付き高齢者向け住宅やさしえ上越を運営する「株式会社やさしい手」は、1993年より訪問介護を中心とした「在宅介護サービス」を展開。2011年「高齢者住まい法」が施行されてできた「サービス付き高齢者向け住宅（以降サ高住）」は、安否確認やバリアフリーなど高齢者が一人でも暮らしてゆけるように設計された住宅だが、やさしえ上越は、住宅と合わせて2012年介護保険法改正で誕生した新サービス「定期巡回随時対応型訪問介護看護」を利用できる新しいシニア住宅として全国的にも注目されている。

鉄筋コンクリート造り　地上2階建

屋根があるので雨や雪が降っても車両の乗り込みも安心

マンションの様な郵便受け付き

受付にてスタッフがお出迎え

リゾート風のユニフォームが良い

送迎サービスの車両

1階エントランスホール右にある「コミュニティルーム」は、住宅に住む利用者の食堂としての機能と地域住民の方との交流を深めるコミュニティルームとして機能を持ち合わせたお部屋。窓越しにあるカフェ風の椅子とテーブルは、外を眺めながら食事ができるようにと設計され、家族やお友達とお茶をしながらのおしゃべりや地域の人との交流も促進されるように配慮されている。希望によりお部屋での食事も可能なので気分に合わせて利用できる。「365日・1日3食食べられることは、心身ともに活力がみなぎります。そして、食事は体力をつけたり健康管理の側面と、楽しみで心が満たされることにつながる側面があります。やさしえ上越でのお食事は、日本の伝統行事やイベントも盛り込み、日々のお食事からも、懐かしさや温もりを感じていただきたいと思います」（スタッフ）。

コミュニティルーム入り口

窓が多く日当たりも良い

スタッフ紹介もユニーク

レストランのような献立案内板

陶器に盛り付けらた食事

窓越しにテーブルと椅子を設置

ケア体制は、介護の資格を持った経験あるスタッフが常駐ので安心して過ごすことができる。「やさしい手の巡回訪問介護事業所が併設されておりますので介護が必要になっても24時間のサービスを受けることができます。お一人おひとりの1日のリズムに合わせてサービス提供致します」（スタッフ）。医療面でのサポートは、地域の医療機関、医療法人社団ひらはら内科クリニック在宅緩和クリニックきずなと連携。必要に応じて医療サポートを受けることもできる。

エレベーター

居室前廊下

介助浴室

脱衣室

談話コーナー

居室（全個室）

気になる利用料金は、入居時費用は無し。月額利用料金はAタイプ合計13万円～13万8,000円。内訳は、賃料49,000円～57,000円・共益費15,000円・サービス費21,000円（※定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスの料金）・食費：45,000円と利用しやすい価格設定がうれしい。（二人で利用することのできるBタイプのお部屋は一人14万4,000円）。詳細は基本データを参照。

車椅子でも安心して生活できる

介護用トイレ

二人部屋

クローゼットもたっぷり収納