ケアハウス虹の家

社会福祉法人新潟南福祉会が運営するケアハウス虹の家は1995年8月にオープン。新潟市西蒲区の田園地帯に立地し全18室（個室16室・夫婦部屋2室）。利用料金は収入に応じて月々6万円～13万円程度。概ね60歳以上で自分の身の回りの事ができる人を対象にした施設だ。「春には緑色の絨毯を敷き詰めた田畑、秋には全面黄金色に輝く穂をつけた海原を望むことができ、ゆるやかな時間が流れます」と笑顔で話す小西相談員。新潟ならではの生活が楽しめるのもケアハウス虹の家の大きな特徴。施設の空き地を利用して畑での作物収穫や料理クラブ、また草花を眺めながらの毎朝の散歩と四季を感じながら生活することができる。そして毎週１回職員送迎による買い物ツアーがあるのがうれしい。

特養・ショート併設のケアハウス虹の家

鉄筋コンクリート2階建て

バリアフリー設計の玄関

松ぼっくりで作った作品「ケアハウス虹の家」

ベテランスタッフがお世話します

小西相談員と笑顔いっぱいの利用者さん

楽しみの入浴は、毎日実施。夕食の前（15:30-18:30）夕食後（18:30-21:00）時間が定められ、男女、日替わりで夕食前、夕食後に入浴している。「毎日が温泉宿に宿泊しているみたいですよ。私は温まってからお布団に入りたいので夕飯の後に入る方が好きですね」と話す女性利用者。浴槽にはバブラー、ジェットバス付きで肩、腰等の指圧に最適で心身共に気持ち良く入浴できるので利用者の満足度も高い。

浴室のれん

入浴時間帯表

脱衣室

バブラー、ジェットバス付きの大浴槽

介護用のチェアも用意

生けたお花を見てニッコリの女性利用者

食事は管理栄養士が常駐し、糖尿病、制限食等の利用者に十分に配慮した食事を提供。一日の食事摂取カロリーは、1,400カロリーと健康に配慮されているので安心だ。四季折々の工夫された献立は、食欲を誘い食べる楽しみを感じてもらえるように計画されている。また毎月２回「お酒の日」を設けて、夕食前からお酒、ビール、焼酎などを提供し、利用者同士のコミュニケーションにつながる「憩いの一時」を共有する機会を設けている。「毎回おつまみを一品用意しています。今日は甘エビのお刺身を用意しました。カラオケなども準備して雰囲気を盛り上げ、利用者、職員が一緒になっておしゃべり談義に花が咲きます」と話す小西相談員。
気分良くお酒を楽しまれていた女性利用者は、「毎週１回買い物ツアーがあって、近所のスーパーなどでおかずやお酒の日のおつまみを買ってきます。気分転換にもなるし、とっても良い施設ですよ」と顔を赤らめて話していた。

食事風景

食堂にあるソファーでのんびり読書も

夕食献立　新潟ならではのおかずがうれしい

懐かしい歌謡曲や民謡が流れ、気分良く食事ができる

月に２回開催される「お酒の日」/p>

男性にお酒を注いでもらい喜ぶ女性利用者

建物は鉄筋コンクリート造り2階建て、16室個室・夫婦部屋2室合計18室。各居室には介護用電動ベッド、整理たんす、ミニキッチン、トイレ、洗面所、冷暖房及び床暖房を完備。「とても景色が良くて気にいっています。冬場は雪景色ですが、部屋の中は床暖房がついているので暖かくて、気持ち良く過ごさせてもらっています。」と元気よく話す利用者。
定期的な健康管理は、日々の様子を観察し変化の様子を記録。毎週土曜日にはバイタルチェック（血圧、脈拍、体温測定）を行い、利用者の安全、安心、安息な生活が送れるように支援。「ケアハウスは介護施設ではないので、自立して生活することが困難になってきた場合は、訪問介護や通所介護などの介護保険サービスを利用します。担当のケアマネジャーと良く相談し、必要に応じた支援を行います。どうぞ一度来園頂きお茶のみ、おしゃべりなど是非お立ち寄りください。職員一同お待ちしています」と笑顔で話す小西相談員。

廊下にも床暖房を完備

「ここでの生活は本当最高です」と話す利用者

ミニキッチン

とても綺麗に整理整頓された利用者の居室

モダンな造りの吹き抜けの階段

年間お出かけツアー予定を食堂に掲示

※ケアハウス虹の家クラブ活動
・工芸クラブ、音楽クラブ、体操クラブ、農耕クラブ、料理クラブ、三味線クラブ、フラワーアレンジメントクラブ
その他の楽しみとして、映画会、日帰り旅行、買い物ツアー、お酒の日がある。