慶寿苑

デイサービスセンター慶寿苑は、2007年4月新潟市江南区にオープン。広々とした敷地にある中庭と畑、毎月開催される「変わり湯週間」「無料歯科検診週間」「芸能週間」「外出週間」など様々な企画が盛りだくさんのデイサービス。利用定員25名。新潟市中央区・江南区・西区・南区・秋葉区の一部まで送迎サービスを提供している。「とにかく開放的で明るく暖かい雰囲気の中、個々の体調に合わせた無理のない楽しい時間を過ごしていただきたいと思っております」と話す吉田センター長。

新潟市出身書家・江川蒼竹氏書「慶寿苑」

笑顔いっぱいの明るいスタッフ

畳スペースでお昼寝もできるので安心

食堂兼機能訓練室から見える中庭、畑、高い天井が開放的

青空の下畑でできた野菜を収穫

収穫された野菜を手に笑顔の利用者と吉田センター長

【動画】野菜収穫

縁側で枝豆を取る男性利用者

農業経験のある利用者から枝豆の作り方を教えてもらう

【動画】枝豆談義

デイサービス慶寿苑は、食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動の向上を「日常生活のあちらこちらに転がっている全てが、あなたの筋力強化のチャンス」として捉え意識的にサポート。建物の特徴でもある回廊式の廊下は、トイレ、洗面、浴室、食堂が中庭を囲んで並び、生活そのものをサポートすることで機能訓練となる「生活リハビリ」を実践しやすくしている。1周約30メートルある廊下には、利用者の制作した絵画や俳句などが綺麗に展示され、意欲の向上にもつながっている。「日常生活動作の訓練、柔軟体操や筋力の低下を防ぐための運動やトレーニングの他、自ら目標を決めてご自分のペースで廊下を歩く歩行運動を勧めています。今日は何周歩くと決めていただき、スタッフや利用者同士でも励ましあい、とても温かい雰囲気の中でリハビリができるのも大きな特徴です」（吉田センター長）。

玄関入ってすぐ左にある個別ロッカー

とても使いやすそうな洗面台

中庭のシンボルは悠仁親王のお印「高野槇」

玄関口に飾られた利用者の作品

廊下掲示板には利用者の作品が綺麗に展示

利用者複数名で作られた紙細工

【動画】歩行運動

看護師による、血圧・脈拍・体温などの測定、体調チェックをしてから慶寿苑の特徴の一つである入浴サービス。「温泉旅館のような雰囲気の大浴場と毎月変わる薬湯は、利用者さんから大変好評いただいています。窓を開けると田園風景も眺めることができて開放感満天です」と、とにかく明るく開放感のあるデイサービスにしたかったという吉田センター長の想いが詰まった大浴場だ。

温泉旅館に来たかのような大浴場（リフト浴あり）

大浴場の窓を開けると雄大な田園風景が広がる

1食550円（おやつ代込み）

おやつは、和菓子、洋菓子が人気

慶寿苑では、デイサービスを利用することで、社会的な交流を図り、孤立感が少しでも解消できるように、様々なイベントを企画。利用者から大人気の「芸能週間」は、様々な団体がボランティアで踊りや歌、楽器などを披露。特に中庭で披露されたフラメンコは大いに盛り上がりを見せ語り草になっている程。「芸能週間に出演していただくボランティアさんは、口コミで参加者がどんどん増え、30を超える団体に登録していただいています。ご利用者様はボランティアの方との交流を楽しみにしていますので、これからもボランティアの協力を得ながら盛り上げて行きたいと思います」（吉田センター長）。

中庭で本格的なフラメンコを披露

畳フロアーでお琴を演奏

目の前でそば打ちをしてもらったものを頂きます

男性利用者も料理に参加

女性利用者に大好評の買い物ツアー

白根フルーツガーデンでいちご狩り

吉田センター長は、新潟市江南区に移り住んで33年。地域密着型の歯科医の夫と共にこの地域で暮らし、そして両親はじめ、身内の介護に関わる中でたどり着いたのがデイサービスセンターの開設だったと言う。「誰しも迎える老年期、明日はわが身です。自分がして欲しいことをしてあげる、共に豊かにという理念のもと、温かく開放的な施設をめざしております。是非一度遊びに来てください」とやさしい笑顔で語ってくれた。

吉田歯科医院による無料歯科検診

健診結果を吉田センター長に伝える吉田歯科医