秋葉デイサービスセンターきゃすと

2005年6月新潟市東区の山ノ下地域、空港通りにオープンした秋葉デイサービスきゃすとは、有限会社きゃすとが運営。家庭的な雰囲気をモットーに木の温もりいっぱいの建物とスタッフの明るい笑顔が自慢のデイサービス。「秋葉デイサービスきゃすでは、家庭的な雰囲気を大切にして、デイサービスに来ることが負担にならないように利用者の自主性を大切したサービスを提供しています」（生活相談員）。デイサービスの定員は、一日25名。日曜日を除く毎日営業。営業時間は、午前8時30分～午後5時30分（サービス提供時間午前9時～午後4時）。

木をふんだんに使用し、天井を高くした平屋の建物

太い柱がどこか懐かしい雰囲気を演出

各種相談は生活相談員が対応します

食後利用者全員が休憩できるようにベッドを用意

食堂兼機能訓練室

利用者の作品を綺麗に掲示

■秋葉デイサービスセンターきゃすと　の一日

8時30分～
　 送迎：自宅までお迎え。(希望があればお部屋の中までお迎え・戸締り・火の元確認も可能)

9時30分～
入浴：到着するとバイタルチェック。血圧等問題がなければ入浴。一般浴とヒノキの個人浴があり、希望にあわせて入浴。
リハビリ：空いている時間を利用して無理のないよう一人一人に合わせたメニューを作成し実施。

11時30分～
　 口腔体操：だ液の分泌が良くなるマッサージや口を大きく開けての発声練習をすることで誤嚥予防・改善。

12時～
　　　 昼食：普通食と特別食(減塩・低カロリー)を用意。おかゆ・きざみ食等対応可能。
食後は口腔ケア。その後自由時間。全員の方がゆっくり過ごせるようにベット・布団を用意。

14時～
　 レクリエーション：体操や歌を歌い、週代わりで作品作り・身体を使ったゲーム。
天気のよい季節にはドライブや散歩・ボランティア演奏会や交流を定期的開催。

15時～
　 おやつ：栄養をサポートする重要な食事の一つとして考え、食の細い人でもカロリーを補える目的でおやつを提供。
糖分の制限のある方には、カロリーオフのおやつを提供。

15時30分～
　 送迎：自宅まで送迎

リハビリは食堂兼機能訓練室で実施。「手や頭を使うレクリエーションと身体を使うレクリエーションを週代わりに実施しています。ペットボトルを使う体操や指を使う体操など気軽に自宅でも出来るようなものをすすめています」（生活相談員）季節ごとの行事は、職員による一芸を披露したり、ボランティアによる演芸を披露したりとバラエティに富んでいる。行事の様子は、写真付の広報にして掲示し利用者からも好評。「長年デイサービスを利用して頂いている方にも飽きないように毎年違った演出をしています。職員が何よりも楽しむことが大切だと思っています」（生活相談員）。その他学生などの体験学習を積極的に受入れるなど地域との交流にも力を入れている。

スタッフ全員でソーラン節を披露

ボランティアさんによるフラダンス

ボランティアさんによる手品

毎月発行される広報誌は写真が盛りだくさん

一人ひとりが笑顔になれるようにスタッフも笑顔いっぱい

セラバンドやペットボトルを使って体操

【動画】ペットボトル体操

【動画】指体操

浴室は、大人数でも入れる一般浴槽とヒノキの個浴を用意。「一般浴室は、ゆっくりと温泉気分を堪能できるお風呂になっています。広い浴室でたくさんの人数でも入れますが、転倒などの危険性もありますので、一度に入る人数は３人までにしてゆっくり利用していただいています。ヒノキ風呂もあるので是非ご利用下さい」（生活相談員）。お湯は薬草、アロエ、ゆず、よもぎの薬湯の他に季節に合わせ菖蒲湯・柚子風呂・ミカン風呂等楽しめるのでうれしい。食事は、身体状況や要望に合わせて普通食と低カロリー減塩食、お粥、刻み食にも対応。おやつも手作りのものを提供。食事料金（おやつ代金含む）は、普通食が500円、低カロリー減塩食が850円。「食べることの楽しみを感じてもらえるように季節感のあるものをお出しするように工夫しています。手作りのおやつは特に人気が高く皆さん楽しみにしていただいています」（生活相談員）。

浴室前に本日の薬湯が掲示されわかりやすい

外の緑も温泉気分を演出　木の温もりいっぱいの浴室

薬湯は４種類を用意

調理する姿が食堂からも見えるので

地元の食材に拘った手作り料理

手作りケーキは女性利用者に大人気

食堂では、利用者同士の交流がすすむように、テーブルごとにネームプレートを設置するなど細かい心遣いが感じられる。自由時間は利用者同士でオセロをしたりグループでトランプをしたりコミュニケーションを図っている。その一方で高齢者にとって食堂の椅子に座りながら長い時間過ごすことにストレスを感じてデイサービスの利用が継続しないケースもよくある話。「秋葉デイサービスではきゃすとでは、いつでも体を横にして休めるように人数分のベッドを用意してあるので、休憩しながら楽しい時間を過ごしていただきたいです」（生活相談員）

利用者全員が休憩できるベッドを用意

とても広い共用トイレ