~介護現場のニーズは何か~ №1記録業務

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10月9日(金)、朱鷺メッセにて行われた「介護現場のニーズ調査結果報告会(一社 健康ビジネス協議会)」に参加してきました。

介護士の業務負担軽減に対して
Q1.どのような業務がどのようになると良いか。⇒改善したい業務の種類と割合
1位:記録業務(21.3%) 2位:食事、入浴、排泄の介助(12.9%) 3位:移乗の介助(12.5%)

Q2.利用者のどんなことがどうなると良いか。⇒良くなって欲しい事項と割合
1位:食事、排泄(27.2%) 2位:移動・体勢維持(12.9%) 3位:見守り・コミュニケーション(10.9%)

Q3.求める製品はないか。⇒求める製品の種類と割合
1位:移動・移乗関係(リフト/車椅子/アシストスーツ等)(33.1%) 2位:食事・入浴・排泄関係(17.8%) 3位:見守り・持ち物確認・測定関係(12.3%)

これは施設サービスを行っている約200会員に行った「介護職員の業務負担の軽減に関する調査(令和2年3月)」の調査結果です。

この結果より様々なことはわかると思いますが、一番感じたのは業務改善したい1位が記録業務なのに、求める製品に3位までに入っていないどころか6位にも入っておらず
調査結果ではその他でカウントされています。

これをどう考えるか…。介護記録のソフトは多くあります。そして求められていない…。だけど、業務改善が必要な№1.!
導入したけど(検討したけど)これ以上は無理だと諦められているのか…。もっと改善が必要って事でしょう。

介護記録ソフトも、ナースコールや見守りセンサーとの連動、音声入力なんてのも当たり前になってはきているけど、まだまだ商品間の連動って完全ではなく取込みボタンを押さなとダメとか制限がついてたりってのも多いですし。
そもそも記録ってそれ以外にも多岐にわたってるのでまだまだ改善の余地があると現場からも言われているんだと強く感じました。

今回は介護に関する事業を行っている企業だけでなくまだ行っていない会社を含め、様々な業種の企業(約30社)が参加しました。
そのような企業と連携が現場のニーズに合った製品になっていくのでしょう。

まだまだ介護業務には改善が必要なことが沢山ある事が分かります。
なかなか、そんなのは無理だと諦めずに「こんなのができたら嬉しい」と現場からもどんどん発信してもらえたらと思います。

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株式会社トラステック ウェルフェア事業部
https://www.trustec.ne.jp/welfare/

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