介護記録のバイタル音声入力

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バイタルの記録を音声で入力できるシステムを開発しています。
現在は認識精度をよりあげられるようにテストを繰り返していますが、そのテストの様子を動画で公開しました。
「体温 36.5℃、脈拍 70、血圧 130の80」と話すとその項目に値が入力される様子が分かります。

【試験動画】介護記録のバイタル音声入力がもうすぐ始まります!(YouTube)

バイタルの記録入力を現場で測定と同時に行いたいと思っている方が多くいます。
まず考えられるのが、血圧計や体温計のシステム連動です。

現在、血圧計等もBluetooth対応で通信できるものも増えていました。技術的には繋げることに問題はありません。

但し、血圧計等の機種が限定されたりペアリングを行わなければいけないためタブレット等を血圧計等ごとに専用としなければいけない等の制限が出てきます。
介護現場での使用を考えると運用でも様々な問題が想定できます。
・使おうと思ったら血圧計等とタブレットの(Bluetooth)接続が切れてしまった。
・いつも使っているタブレットが充電中なので別のタブレットを使いたい。
・誰かが他のタブレットとペアリングしてしまったため別のタブレットに接続されてしまった。
機器に詳しくない場合、血圧計等の(Bluetooth)接続での入力は結構ハードルがあります。

そこで注目しているのは音声入力です。個人的には音声入力の可能性を高く評価しています。

介護の記録を便場で喋って入力するのは無理だと思っている方も多いのですが、実際には血圧等を測った時に利用者さんに声で伝えていることが多いはずです。
これをそのまま記録として入力してしまえば良いだけです。

スマホで音声入力を使ったことがある方も増えています。話した言葉をそのままテキスト(文字)にする精度はかなり上がってきています。
それを例えば「体温 36.5℃」と言ったら、体温の場所に数値として入力できるようにしました。

介護記録を出来るだけ自動で入力したいと日々考えています。

 

株式会社トラステック ウェルフェア事業部
https://www.trustec.ne.jp/welfare/

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