IT導入補助金2019、いよいよ動き出しました。

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2017年度よりスタートした「IT導入補助金」ですが、今年度もいよいよ動き出しました。
IT導入支援事業者としての申請に先立ち、私も4月8日東京(ベルサール汐留)で開催された「IT導入支援事業者説明会」に行ってきました。

「IT導入補助金」は、平成30年度補正予算「中小企業生産性革命推進事業」の3つの補助金(ものづくり補助金・IT導入補助金・小規模事業者持続化補助金)の中の1つです。
その中で、多機能・多様なITツールに対応できるよう補助額を増額し、より業務プロセスやバックオフィス業務を中心としたIT化を促進するのが「IT導入補助金」となります。

IT導入補助金2019 ホームページ

「IT導入補助金」
日々のルーティン業務を効率化させるITツールや情報を一元管理するクラウドシステム等、汎用的なITツールの導入に活用できます!
・補助額:40万円~450万円
・補助率:1/2
・補助対象経費:業務フローのシステム化及びRPA等による高度な連携・自動化を促進するツール

IT導入補助金・リーフレット(PDF)

昨年度から大きく変わったのが補助額です。(昨年度補助額:15万円~50万円)
補助額の増加により、対象となるツールも変わっています。昨年度多く見られたホームページ作成は対象外となっています。
対象となるソフトウェアは、下記のプロセスが必要となりその保有するプロセスの数によりA類型・B類型と二つに分かれます。

ソフトウェアのプロセス
業務パッケージ
①顧客対応・販売支援
②決済・債券業務・資金回収管理
③調達・供給・在庫・物流
④人材配置
⑤業務固有プロセス(実行系)
⑥業務固有プロセス(支援系)
⑦会計・財務・資産・経営
⑧総務・人事・給与・労務
効率パッケージ
⑨自動化・分析
汎用パッケージ
⑩汎用

A類型
申請条件:業務パッケージの中から1つ以上、全ての中から2つ以上のプロセスが含まれること。
補助金額:40万円~150万円未満
B類型
申請条件:業務パッケージの中から3つ以上、全ての中から5つ以上のプロセスが含まれること。
補助金額:150万円~450万円未満
※補助金額に間違いがありましたので訂正しました(2019/4/20)

ハードウェアは対象外でスクラッチ開発も含まないことが条件なので、通常の介護事業者向けソフトであればA類型が中心になると思われます。
導入したいツールがA類型なのかB類型になるのかは、IT導入支援事業者に問合せして下さい。

公募期間
A類型:5月27日(月)~6月12日(水)
B類型:5月27日(月)~6月28日(金)
採択予定日
A類型:6月26日(水)
B類型:7月16日(火)

今回は補助額が上がり採択数が大幅に減るため、採択率が下がることが予想されます。ご検討されているITツールがある場合は、早めの準備が必要です。
但し、ITツールの登録申請が4月19日(金)に開始されたばかりなので実際に対象となるITツールが確認できるのはもう少し後になります。
弊社も、IT導入支援事業者として登録し介護ソフト「スマートケア」をITツールとして申請します。

「IT導入補助金」で不明な点等ありましたらお気軽にお声がけください。

 

株式会社トラステック ウェルフェア事業部
http://www.trustec.ne.jp/welfare/

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