タブレット介護記録導入 現場取材同行①

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タブレット介護記録「スマートケアMOVE」導入で介護現場はどのように変わったのか?!
~社会福祉法人ウエルネス特別養護老人ホームいいねか邸(見附市)スタッフに聞く~
新潟の介護の仕事がよくわかる 総合ガイド2018.5月号 41ページ目にの取材記事が掲載されています。
私も取材に同行させていただきましたので記事について補足と感想を今回と次回の2回に分けて書かせていただきます。

まずは取材にご協力いただきました、社会福祉法人ウエルネス 特別養護老人ホームいいねか邸の佐野施設長はじめ職員の皆様ありごとうございました。

Q使用してみて、どんなところが良かったですか?

「まずは介護日誌と介護記録の二度書きがないという事ですね」
介護記録システム導入の一番の目的ですね。手書きをされている多くの皆さんがこの二度書き三度書きの転記作業を無駄だと感じています。しかし、システムを導入しただけでは完全に解決されない場合もあります。
導入に際し再度書式や運用を検討いただくことで二度書きをなくすことが可能となります。

「業務時間内に入力が終わるので、記録をするために残業している人を見たことがありません」
残業をなくして職員の負担を減らしたいとの要望はよく聞きます。記録での残業なしは嬉しいですね。

「夜の入眠中は、同じ状況の利用者分を一気に入力できるので本当に時間短縮になります」
導入後まず最初に喜んでもらえるのは夜勤者だということはよく聞きます。

「おむつ交換もタブレットで文字を選ぶだけなので本当に楽ですね」
施設毎に記録する項目や選ぶ内容も設定できます。個人によって表現が違いがなくなる。記録しなければいけない項目がはっきりする。など記録の質が上がったと言われることもあります。

「他のスタッフが個人ファイルを使用していると記録できず順番待ちをしていたのですが、タブレットはほぼ一人に一台あり同時に入力できるので、記録の順番待ちはありません」
確かにそうですね。システム開発時には気が付きませんでした。タブレットは比較的安価なので多めに用意していただいた方がメリットが多いようです。

「どこでも入力ができるので、利用者さんの近くで見守りしながら記録できます」
まさにサービスの向上が期待できます。職員の皆さんには本来の業務により多くの時間を取ってもらいたいものです。

Qケアマネジャー、看護師さんは、記録が電子化された良さを感じていますか?

「ケアマネジャーが作成したケアプランも気軽に介護現場でも見ることができるので、様々な職種の連携がしやすくなりました」
開発時にご協力いただいた方より現場の声として強くご要望いただき追加された機能です。ありがとうございました。他にはあまりないと喜んでいただいています。今後も現場の声に耳を傾けてより良い製品の開発を心がけます。

「受診時や他施設へ行かれる方へはバイタル・食事・排泄などのデータを印刷し持参しているため、引継ぎが正確になりました」
導入した他の施設で、ドクターに褒められたと聞いたことがあります。こちらも嬉しくなりました。基本的に施設内での使用ですが外で使用するようにもできます。但し、大きな病院など頑丈な建物では電波状況が悪くシステムが使用できない場合もありますのでご注意ください。

今回はここまで。次回は施設長さんからの話とその他記事にならなかった話をご紹介します。
次回ブログは、7月19日(木)更新予定です。

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株式会社トラステック ウェルフェア事業部
http://www.trustec.ne.jp/welfare/

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