新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

訪問診療はアウェイ!?


燕弥彦西蒲食支援ネットワークの高井です。

本日は私の自撮り画像・・・ではなく。

診療室での診療と訪問診療の違いをお伝えしたいと思います。

本ブログのテーマ上、訪問診療ばかりをやっているイメージですが!?実は診療室での診療が大半です。診療室9に対して訪問診療は1くらいでしょうか。

定期的に訪問する施設や在宅の患者さんはいますので、週に何日かは必ず訪問診療はしていますが。

 

診療室では自分の使いなれた診療機器に囲まれ、サッカーで言うとホームですが、訪問診療では全ての道具を持ち込むことはできません。診察台などの備え付けの機器は使えませんし、光量も足りません。私自身も無理な姿勢で診療を行う場合が多いので快適なホームとは異なりアウェイです。

(ホーム)
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(アウェイ)

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そのため、診療室ならできる治療も訪問診療ではできないことも多いです。

しかし、それ以上に診療室に通うことのできる患者さんと通えない患者さんの状態の差の方が大きいと思ってます。診療室での治療をそのまま訪問診療で行うには無理があります。患者さんの体力、認知機能、基礎疾患などを考慮し、可能な限り低侵襲で治療時間と回数の少ない治療法を選ぶことがベターと考え、日々訪問診療を行っています。


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燕弥彦西蒲食支援ネットワーク

『燕弥彦西蒲食支援ネットワーク』とは、燕市、弥彦村、西蒲区の医療・介護・行政の多職種で地域の食支援体制の構築を目指す勉強会グループです! ホームページはこちらです.  

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