新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

グミを使った咀嚼能力の評価


燕弥彦西蒲食支援ネットワークの高井です.

本日は最近導入した咀嚼能力測定方法のお話です.

安全に食事をするためには,しっかりと咀嚼する必要がありますが,

一旦口に入った食べものは,どのような形態で飲み込まれているのかを知ることは難しく,

それを簡単に定量的に評価する方法はありませんでした.

・自分の歯が多くあるので,しっかり噛めているだろう

・問題なく義歯を使用しているので,しっかり噛めているだろう

もちろん,これらも重要な指標のひとつですが,

しっかり噛むためには上下の奥歯に食材を移動させ,

その位置に保持するための舌や頬などの動きも重要です.

その判定方法がこちら

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検査用のグミを用いて評価を行います.

一見すると,もぐもぐと噛んでいるように見えても,

麻痺などの影響で,全くかみ砕かれてない状態のときもあります.

そういった場合,一定以上の硬さのものは丸のみしている可能性もあります.

※検査用グミはお菓子のグミとは物性が異なります


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燕弥彦西蒲食支援ネットワーク

『燕弥彦西蒲食支援ネットワーク』とは、燕市、弥彦村、西蒲区の医療・介護・行政の多職種で地域の食支援体制の構築を目指す勉強会グループです! ホームページはこちらです.  

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