新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

理念とWell-beingの対話


久しぶりのブログ更新(汗)です。
サンクスカード10000枚記念後もいろいろと活動を続けていました。

昨年より、職員のWell-beingを高める3つの取り組みを始めています。

①理念とWell-beingの対話
通常の朝礼の後に、職員同士で「対話」する時間を作りました。対話する日は週2回、テーマは大きくわけて「理念」と「Well-being」。
「理念」がテーマの日は、グループの行動指針、法人の理念、リハビリセンターの行動指針の中からテーマを作成し対話を行います。例えば「自分らしく生きるとは?」というテーマについて対話をしますが、職員それぞれの認識や考え方が異なります。でも対話なので、お互いの意見を尊重しながら、価値観の違いを楽しんだり、新しい発見ができたりします。
「Well-being」がテーマの時は、幸せの4つの因子(慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 前野隆司氏)をもとに対話を行います。その日のテーマは 幸せを育む対話カード | Well-Being Dialogue Card (well-being-dialogue-card.com)にある52枚のカードから選び、その日の問いを決めます。人生をかけて成し遂げたいことは?など、問いに答えたり対話したりすることでWell-beingが高まります。こちらも対話なので、職員同士お互いの良いところや、意外なところ、大切にしている価値観など、新しい気づきにつながり、自分自身のWell-beingも高まります。
図1

②プチレジェンド
プチ(小さな)レジェンド(伝説)=日常業務の中で理念や行動指針にちょっとだけ近づいた小さな出来事。「リハビリで歩けるようになり、娘の結婚式で一緒にバージンロードを歩くことができた」「経管栄養だった方が3食たべられるようになった」など、職員が実際にかかわった事例をまとめ、みんなで共有します。職員一人ひとりの取り組み、それに込められた思いをお互いに共有することで、私たちが働く意味や価値、気付きや学びの促進につながりました。

③サンクスカードICT化
これは最近始まった取り組みです。これまでの手書きのサンクスカードを残しつつ、スマホやPCでもサンクスカードのやりとりが可能になりました。書く時間がない、手書きは恥ずかしいなどの課題が解決できます。まだまだ普及には至っていません。現在、法人内で普及活動中です(汗)

というわけで簡単に紹介しました。
また進捗や面白い取り組みなどシェアしていきたいと思います。

みんなのリハビリセンター
小山智彦

 

 


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