新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

いま、初心にかえる


先日の新入職員の入職式。理事長の感動の講話、自然と涙し、初心にかえるような気持ちになりました。

サンクス道の活動も始めてから4年。サンクスカードの投函数もいよいよ10000枚に迫ってきました。

そもそも、なぜサンクス道を始めたのか

人生の最後を締めくくる老年期について、児童精神科医の佐々木先生はこう語ります。
「自分の人生に感謝できて、相手と感謝しあえる人間関係のなかで、人は健全な老年期をむかえます」

先日、以前私が担当していた利用者様がお亡くなりになりました。リハビリをしながら、語られる人生への様々な思いに耳を傾け、感謝し、あたたかな触れ合いがあったのを思い出します。居室には当時からのたくさんのサンクスカードとリハビリをしている時の写真。私が担当から外れた後も、引き継いだOTが良い関わりを続けていたようです。

利用者様は、かけがえのない人生物語を締めくくる老年期を生きています。そして私たちは、その物語の中で出会う一人の登場人物です。その舞台がたとえ施設での生活であったとしても、不安や孤独に苛まれず出逢った人々や人生への「感謝」の思いで彩られるあたたかな物語を共に描いていきたいですね。

10000枚まであと少し。令和で迎えるはじめてのサンクスの日(3月9日)にむけて、初心にかえりながら、利用者様の人生にそっと寄り添う感謝の道を仲間とともに歩んでけるよう努力してまいります。

みんなのリハビリセンター
小山


About the author

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です