新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017
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「感謝」で終わる一日に


一日の終わりにサンクスカードを書くと、気持ち良く一日を終えることができます。

最近、私の日課になっているのですが、子どもが寝た後、一日あったことを思い返しながらサンクスカードを3~5枚ほど書いています。忙しい一日だったり、問題の多い一日だったり、楽しい一日だったり、嬉しいことがあった一日だったり・・・その日に起こったことは様々ですが、最後は「感謝」で終わる一日にしています。

この一日の最後に感謝で終わることは、とてもいい習慣だなあと感じています。サンクスカードを書くときは、他人にしてもらったことや良い出来事に注目し、集中して書くので、書いたあとはとても充実した気分になります。

逆に、その日に合った悪いことばかりに目がいってしまうと、不安になったり、余計なことで悩むことも増えるのではないでしょうか。

ある研究でこのようなことがわかっています↓↓

エモンズとマクロフの研究(Emmons & McCullough, 2003)
大学生201名が三つのグループに分かれて、毎週一回、その週を振り返って、ありがたかったこと(感謝グループ)、いらいらしたこと(いらいらグループ)、印象に残ったこと(統制群)のいずれかを最大五つまで記入。9週間後、被験者は、人生全般、及びこれから迎える一週間がどの程度喜ばしいものか、健康状態、運動した時間などの質問に回答した。
この結果、感謝グループの被験者は、他の二つのグループに比べて、人生は喜ばしいものであるし、次の一週間も喜ばしいものになると回答した。また、感謝グループは、他の二つのグループに比べて、健康状態の不調(頭痛、胃痛、めまい、肌荒れ、筋肉痛、下痢など)の訴えが有意に少なかった。さらに、運動時間については、いらいらグループが、他のグループに比べて運動に費やした時間が少なかった。(参照「感謝と幸福感」望月文明)

この実験からもわかるように、感謝をする習慣があると、気分がよくなるばかりか、幸福感や健康状態に影響があるようですね。

毎日じゃなくても、一週間のうち一日だけでも、感謝する習慣、サンクスカードを書く習慣をもつと、自分にとっても相手にとってもよいのかもしれませんね。

「感謝は、あなたが成長し、広がるのを助けます。感謝は、あなたの人生に、喜びと笑いをもたらすだけでなく、あなたの周りにいる全ての人々の人生にも喜びと笑いをもたらします。」(アイリーン・キャディ)

毎日コツコツ、感謝の習慣、「継続は力なり」を信じて。

社会福祉法人みんなでいきる
作業療法士 小山智彦

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