感謝をすると素直になれます。
人をみていると、素直な人ほど成長しているなあと、感じます。
職場では先輩や上司、スポーツなら監督やコーチなどからアドバイスを受けます。それを受け入れ、自分なりに活かしていければよいのですが、「俺の方が正しい」「そんなこと言われなくてもわかっている」などと心の中でつぶやき素直に受け入れないタイプの方もいます。
素直さに欠けた人は、自分の考えや価値観に固執し、それ以上のものを受け入れることができないため、伸び悩みます。一方で、アドバイスを素直に受け入れながら、自分なりに修正したり工夫したりできる人は、成長が早いようです。
なので、素直になれればよいのですが、その心構えとして感謝することが大切だと思います。アドバイスされたことについて、ひねくれて捉えたりせず、「また良いこと教えて頂いた。ありがたいなあ」「熱心に指導してもらえるなんてありがたい」と感謝をすれば、素直に受け入れることができるからです。
マラソンの高橋尚子選手やボクシングの亀田興毅選手も、コーチや監督に対し素直だったそうです。負けず嫌いと言う自分を持ちながらも、自分のやり方や考え方、価値観に固執しない素直さが、世界一の選手へ成長できた一つの要素だそうです。
「人間の進歩の元は素直であるかないかで決まる。自分の非を認めて学ぶ『素直な心』がないと人間の進歩はない」 稲盛和夫
感謝をすると素直になれます。そして素直になれれば、心のこもった「ありがとう」を伝えることができるようになります。素直さと、感謝の心、大切にしていきたいですね。
介護老人保健施設サンクス米山
サンクス道 師範
作業療法士 小山智彦
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