新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017
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失敗はチャレンジした証


失敗はチャレンジした証です。そして失敗や挫折は感謝の心を高めるという話です。

私は2人の子どもがいます。日々、子育てからも学ぶことが多いのですが、子どもも一生懸命頑張った結果、失敗してしまうときもあります。そこで、大切なのはその後の親のフォローだと思っています。

よくないのは、失敗したことを強く責めたり能力・人格を否定することや、親が代わりにあれこれやってしまうことだと思っています。

子どもが挑戦する⇒失敗する⇒親が失敗したことを責める⇒自分はだめな人間だ⇒自己肯定感が低くなる⇒挑戦しない

子どもが挑戦する⇒失敗する⇒親が過干渉に助けてあげる⇒他人に任せた方がいい⇒自分はどうせできない⇒挑戦しない

こんな感じで負のスパイラルに陥るのではないでしょうか。

ではどうすればよいか・・・?

失敗したときは、失敗した事実や能力の足りなさを責めず、失敗から何を学んだかを一緒に考えたり、「今度はうまくいく!またやってみよう」「諦めないで最後まで頑張った!ナイスチャレンジ!」など前向きな言葉を投げかけてあげることで、前に進む勇気に繋がるのだと思います。

子どもが挑戦する⇒失敗する⇒失敗から学ぶ⇒失敗の経験を肯定的にとらえる⇒失敗を乗り越える経験⇒また挑戦する⇒あきらめない子どもに育つ

失敗しても挫折しても、そこからの立ち直り方、乗り越える経験を子ども時代に経験させることが大切ですし、それは大人になっても同じだと思います。そして成功ばかりの人生より、失敗や挫折のある人生の方が、感謝の心が高まっていくのではないでしょうか。

私は、大学受験に失敗しています。でも、浪人中、心配し温かい言葉をかけてくれた家族や友人、お世話になった先生方に対して、非常に有り難い気持になったのを覚えています。辛く、苦しい状況でも、周囲に支えられ、乗り越えることができたとき、失敗から多くのことを学び、感謝の気持ちと共に成長していくのだと思います。

「暗い」のではなく「優しい」のだ。「のろま」ではなく「ていねい」なのだ。「失敗ばかり」ではなく、「たくさんのチャレンジをしている」のだ。 by アルフレッド・アドラー

失敗はチャレンジの証
失敗したした時は、多くを学び成長できるチャンス
失敗したときこそ、感謝の心が高まっていく
だから失敗したことにも「ありがとう」

大人も子どもも一緒ですね。失敗を恐れず、あきらめず、チャレンジできる人間になりたいものです。

※写真はりはびり新聞第4号に掲載したサンクスカード。施設長の言葉、心に染みます・・・。

介護老人保健施設サンクス米山
サンクス道 師範
作業療法士 小山智彦

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