サンクスカードには感謝を書きますが、感謝に褒め言葉を加えると効果が上がるという話です。
先日、新潟県作業療法学会がありました。私は初日のワークショップ「ケアマネジメントは生きているか」の座長をさせて頂き、講師は日本介護支援専門員協会新潟県支部の支部長をされている、高橋是司先生でした。ケアマネジメントの本質から、人材育成、組織マネジメントなど、わかりやすく、そして深いお話がきけて、参加した方々は大変勉強になったようで、感動した!という方もいらっしゃいました☆
その中の人材育成の話題で、ある質問がでたのですが、高橋先生は「褒めること」が大切だと教えて下さいました。
やっぱりこれなんですよね~。褒めること! できそうで、ちゃんとできていないんですよね・・・。
そこで思い出したのが、ある職員がサンクスカードに、感謝だけでなく褒め言葉も書いていたんです(たぶん意識して)。
たとえば、実際にあったカードの内容で、「〇〇さんの移乗を手伝ってくれてありがとうございました。〇〇さんが混乱しないように上手く声掛けしてくれましたね!助かりました!」「入浴介助のフォローに入ってくれてありがとうございました。利用者様が安心して入浴できるよう配慮してくれましたね!いいことですね!」
グッと印象が変わりますね。 感謝+ちょっとした褒め言葉をいれると効果倍増です。リーダーさんが、自分の部下に書くときに、この褒め言葉を入れると目に見えて効果が表れます。つまり、褒められたこと(望ましい行動)をまた繰り返し行うようになり、仕事へのモチベーションも高まります。意識も行動も変わるんですね。
「人を使うには、ほめて使う、叱って使う、批判して使うなどいろいろあるが、ほめて使う人が概して成功している。」松下幸之助(松下電器産業創業者)
感謝することと、褒めること。
ちゃんと伝えるためにも、意識して言葉を使い、サンクスカードも活用したいものです。
*写真は持久走大会を頑張った息子への、ご褒美のケーキ。「がんばったね」の褒め言葉も*
介護老人保健施設サンクス米山
サンクス道 師範
作業療法士 小山智彦
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