新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

ストレスホルモンと感謝と健康について


ホルモンの話です。

ホルモン

といっても、これではなく(笑)

ホルモンは体内の様々な器官や組織でつくられている物質で、体の代謝や神経伝達など活動の調節に深く関係していて、体を正常な状態に保つための重要な役割をになっています。よくアドレナリンとか男性ホルモンとか成長ホルモンとか言いますよね。実はホルモンの種類は、50種類以上も存在しているらしいです・・人間の体はすごい・・。

その中でも、コルチゾールというホルモンがあります。コルチゾールは副腎皮質ホルモンで、ストレスにより分泌される特徴があることから、ストレスホルモンとも呼ばれています。なので、過剰なストレス状態が続くと血液中のコルチゾール濃度があがりますし、その結果、血圧や血糖が上昇したり、免疫機能が低下したり不妊の原因にもなるようです。おそろしや~

さらに、コルチゾールが多量に分泌された場合、脳の海馬を萎縮させることが、近年の研究で明らかになっています。海馬といえば記憶に深く関わっているところですね。海馬の委縮は、アルツハイマー病の病変部位として知られていますが、うつ病やPTSD患者にも観察されるそうです。おそろしや~

そんな、ちょっとこわいストレスホルモンのコルチゾールですが、ある研究で、毎日の生活について不幸せだと答えた人と幸せだと答えた人との間では、コルチゾールの濃度に32%の差があった、という報告もあります。幸せを感じる心を持つ人ほど、心身ともに健康になれるのかもしれません。

免疫革命で有名な安保徹先生の言葉です 週間がん もっといい日より引用

「がんの再発を防ぎたい人は、1日2回、鏡を見て笑うようにしましょう。鏡を見ることによって、笑っている自分を意識できますから。また『生き方を変えるいい機会になった』と病気に感謝している患者さんは、よくなる傾向が強い『感謝』は、怒りや恐怖の対極であり、副交感神経優位の状態。免疫力も、上がりやすくなるわけです。どうしても感謝の気持ちをもてないという人は、深呼吸をしたり音楽を聴くなど、意識してリラックス状態をつくるようにすると、副交感神経を刺激することができます」

怒りや恐怖、不安などストレスが多い生活を送るか、喜びや感謝など幸せを感じる心をもって生活を送るか・・・病気になる前も、病気になったあとも、深く関係しているようです。ポジティブな心を持ち続けるのはなかなか難しいですが・・・気を付けないと日本人は我慢強い傾向にあるので、知らぬ間にコルチゾールいっぱいになるかもしれませんね・・・

さて、今週から中学生が1週間、職場体験学習にきています。サンクス道を体験する課題も取り入れています!日々、感謝の言葉で毎日元気に職場体験しているようです。またどんな結果になったのか、報告したいと思います☆

介護老人保健施設サンクス米山
サンクス道 師範
作業療法士 小山智彦

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