新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017
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どれくらいの頻度でサンクスカードを書くか&イベント告知!!


サンクスカードを投函するペースについて、どれくらいの頻度がベストか、経験をもとに考えてみました。

実際に検証した投函の頻度パターンは次の3つです。

①思いついた時に投函する
②毎日必ず投函する
③週末に振り返り投函する

まずは①
最初は、思いついたらマメに書いて投函しますが、そのうちに忘れてしまいます。長続きはしませんね。

次に②
これは最初はやめたほうがいいですね。毎日、投函していると(枚数にもよりますが)、「今日も何か書かないと・・・」という義務的な感じになってしまい、感謝の感情が薄れてきます。その結果、書くのがストレスになってきます。それでは逆効果ですね。これも長続きしません。

最後は③
結論・・・これが一番です。毎日書くより、ストレスなく、よい感情で書けます。その週を振り返り「今週も有り難いことがたくさんあったなあ」と少し余裕を持ち、自然な気持ちで感謝できます。「週末に書く」というルールなら、それほど負担なく自分の中で意識できます。

もちろん、その人によってベストな投函ペースは違うのだと思いますが、ご参考までに。ちなみに、感謝に関する心理学の研究で、こんな興味深い研究があります。

エモンズとマクロフの研究(Emmons & McCullough, 2003)
大学生201名が三つのグループに分かれて、毎週一回、その週を振り返って、ありがたかったこと(感謝グループ)、いらいらしたこと(いらいらグループ)、印象に残ったこと(統制群)のいずれかを最大五つまで記入。9週間後、被験者は、人生全般、及びこれから迎える一週間がどの程度喜ばしいものか、健康状態、運動した時間などの質問に回答した。
この結果、感謝グループの被験者は、他の二つのグループに比べて、人生は喜ばしいものであるし、次の一週間も喜ばしいものになると回答した。また、感謝グループは、他の二つのグループに比べて、健康状態の不調(頭痛、胃痛、めまい、肌荒れ、筋肉痛、下痢など)の訴えが有意に少なかった。さらに、運動時間については、いらいらグループが、他のグループに比べて運動に費やした時間が少なかった。(参照「感謝と幸福感」望月文明)

この実験の中で、感謝グループは健康や幸福感において、効果があったことが示されています。注目すべきは、その感謝の頻度。実験では「毎週1回、その週を振り返ってありがたかったことを最大5つまで記入」とされています。つまり研究でも、週に1回のペースで感謝すると、健康や幸福感で効果があると証明されているんですね。

サンクスカード、たくさん書いた方がよいですが、書くときの自分自身の感情をよく観察することも大切です。書くことがストレスになっていれば長続きしませんね。

週末、一週間を振り返りながらサンクスカードを書く。このペースなら、感謝を忘れず、感謝する心構えが習慣になりやすいのだと思います。

無理なく継続できる、自分なりの方法がみつかると、よいですね。

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