新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017
サンクス道場 伝達講習用2

感謝が“文化”になるまで・・・部署や介護現場における7つのポイント


今日は、サンクスカードを通して感謝が現場に浸透し、部署や介護現場において感謝が一つの「文化」になるまでのポイントを整理します。私が現場で試行錯誤してきてわかった7つのポイントがあります。

①感謝されることより、感謝することが大切だということを説明する
これについては以前ブログでかきました→他人からの感謝を期待しすぎないこと

②まずはリーダーが積極的にサンクスカードを書く
こちらについても以前ブログで書きました→サンクス道に学ぶ“リーダーの心得”

③何かしらの表彰制度みたいなのを設ける
感謝することが評価される仕組みを作った方が、職員のモチベーションはあがります。たくさん出した人が表彰されるとか、月間MVPを決めるとか。わずかなお金をあげる会社もあるようですが、サンクス道のように上司から認められる機会をつくるとお金以上に高いモチベーションを維持することができるようです。

④いきなりノルマにはしないほうがよい
サンクスカードを出すことをノルマにするか、しないか・・・。これは1年間悩み続けました・・・。結論を言うと、初めからノルマにすると失敗します。感謝しろと、やらされている感がでると、職員は嫌がりますね。最初は気長に少しずつサンクスカードが浸透するのをまち、感謝することが現場にちゃんと浸透してきたら、今週は一人5枚投稿しましょうとか、3の付く日は感謝の日にして積極的に投稿しましょうとか、ちょっとした課題ならそれほど抵抗なく与えることができるようになります。

⑤いろんな感謝の仕掛けをつくる
サンクスカード以外にも感謝の仕掛けをたくさんつくりましょう。うちでは、疲れた時の「サンクスチョコ」、ありがとうも添える「サンクス付き伝言メモ」、日刊サンクス通信、サンクス桜、サンクス魚、サンクス給料袋などなど・・・。感謝に触れる機会を多く作ることで、現場に感謝の文化が生まれ、職員が主体的に感謝の活動のアイデアを出してくれるようになります。

⑥勉強会をひらき、みんなで振り返る
これが重要だということに後になって気付きました(笑)。なぜ感謝が大切なのか、感謝をすると何がよくなるのか、感謝をして人間関係はどう変わるのか、人生にどんな変化が起きるか・・・。そして、実際にサンクスカードを出したりもらったりしてどう感じたか、みんなで振り返り、体験を共有することが大切ですね。

⑦とにかく言い続ける
感謝は大切だと理解しても、人はなぜかすぐに忘れてしまいます(笑)。なので忘れないよう、ミーティングや朝会などで感謝のネタをちょいちょい話すようにすると、意識付けされるようになります。

サンクスカードをやってみたい方、サンクス道を導入してみたい方、もう導入している方、ぜひこのポイント7つ全部じゃなくても、いくつか意識してやってみてください。効果はあると思います。その中でもやっぱり一番大切なのは、②ですね・・・。リーダーの存在、発する言葉、影響力は大きいようです。

うちの部署では続々と、100枚以上投稿の「サンクス道 師範」が誕生します。師範になると、どんな仕掛けを用意しているか、まだここでは言えませんが、近々公開します!お楽しみに☆

社会福祉法人みんなでいきる
介護老人保健施設サンクス米山
サンクス道 師範
作業療法士 小山智彦

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