今日は「サンクス道 名人」になった女性職員で言語聴覚士の横田さんについて紹介します。
横田名人は、小さいお子さんがいるので、週3日勤務のパート職員で、限られた時間の中で働いてくれています。一方で家庭も仕事も日増しに忙しくなるので、いろいろと苦労されたり悩みを相談したりすることもありました。
そんな横田名人ですが、明日から千葉で行われる「日本口腔ケア学会」で研究発表することになったんです。この学会、医師・歯科医師や大学の教授なども多く参加する、かなりハイレベルな学会で・・・。発表する内容は、施設長の原田先生が中心になって、某大学の教授、数名の歯科医師、当施設の言語聴覚士などの研究チームで行ってきたすごい研究で、ある薬剤の効果について高齢者施設では初めて検証する研究なんです!(うまく伝わらなくてすみません・・・)
当初、横田名人は発表する予定ではなかったのですが、突然、ぜひ横田さんに発表してほしいと、依頼が舞い込んできました。横田名人はかなり困惑していましたが、周囲の後押しもあり、発表することになったのです。
なぜ、勤務時間も出勤日数も少ない横田名人が、ここまで活躍できたのでしょうか・・・?
サンクスカードを50枚以上投稿している横田名人はこう語ります。
「サンクス道をするようになって、イライラすることが減りました。感謝を意識していると、嫌なことではなく、良いところに自然と目がむくようになって、気分よく仕事ができる日が増えました」
「サンクスカードはもらうと嬉しいですね!言葉で伝えるだけより、書くことが大切だと思いました。仕事でも家庭でも感謝を意識することが増えて、自然とありがとうを言うことが増えました」
さらにこう語ります・・・
「サンクスカードを書くことで、職員同士の信頼関係がより深くなったと思います。そうなると、よりよい協力関係が築けるので、仕事を任せたりお願いしやすくなったりしました」
パート職員として働く中で、通常業務と研究を両立させ継続することは容易ではありません。研究が始まり様々な問題がありましたが・・・、感謝を大切にし、職員とのよりよい協力関係の中で仕事ができたからこそ、お互いに支え合うことができ、結果、よい方向に向かって行けたのだと思います。
ちなみに、横田名人の称号は「子どもからお年寄りまで、心をつなぐ架け橋名人」なんですよ~。これまで保育園を巻き込んだ様々なイベントの仕掛け人は、横田名人だったんです。おかげで、ここ数年で地域の方との交流が本当に増えたと実感しています。
横田名人だけでなく、日々頑張ってくれている職員に、私は本当に感謝しています。そしてサンクスカードを通して感謝を伝え続けています。
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」 山本五十六
その職員のできること、得意なことを引き出し、頑張ってくれている姿を感謝の気持ちで見守る。そういう環境であれば、限られた時間の中で働く職員でも、きっと実りのある仕事ができるのではないでしょうか。
いよいよ、明日、明後日と日本口腔ケア学会☆これまでの高齢者施設にはなかった初の研究が、サンクス米山から発信されます!!
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