「サンクス道」に学ぶ“リーダーの心得”についてです。
自分がまとめる部署や会社の職員が、積極的にサンクスカードを投稿してくれれば嬉しいものです。
しかし、そう簡単に上手くいくものではありません・・・
たとえば・・・
「さあ、みんなで感謝を大切にした職場にしましょう!」
「サンクスカードをいっぱい書きましょう!」
こんな風に呼びかけても、なかなか書いてくれないものです。書かない理由は、時間がないとか、カードを書かなくても感謝してるとか、書くメリットがわからないなど、言うことは人それぞれです。
そして早ければ1~2か月後には誰もサンクスカードを投稿しなくなり、いつの間にか終わってしまいます・・・
では、どうすればよいか・・・
まずは、その部署、会社のリーダーが積極的に投稿することです。
上司に感謝されると嬉しいですし、仕事へのモチベーションも上がります。そして、実際にカードをもらうことによって、サンクスカードの良さを実感することができます(カードで感謝を受けとったほうが何倍も嬉しいんですよね)
この時、普段から仲の良い職員だけに投稿するのはアウトです。特定の人とだけのやりとりになってしまい、活動が浸透しません。
所属する部署の職員全員に、継続的にサンクスカードを投稿することが大切です。
どんな職員にも、良いところがあり、頑張っているところがあります。些細なことでもいいのです。まずはリーダーが職員一人ひとりを気にかけ、一人ひとりに感謝をすること。言い換えれば「承認」してあげることです。
感謝は英語でthanksとかappreciateといいます。appreciateには感謝以外に「真価を認める」という意味もあります。職員への感謝と価値を承認できるようなリーダーであることが大切です。
慣れれば一枚3分もかかりません。この作業を地道に行えば、次第に職員がカードを投稿するようになります。そして、継続することで、感謝することが職場の文化のようになり、積極的に投稿する職員もでてきます。
他にもサンクス道を浸透させるコツはいろいろありますが(のちほどお話します)、これが一番重要だと思いますし、私がいつも読んでいる知野吉和さんのブログでも承認することの大切さが書かれています↓↓
ハートを削ってハートを満たす/知野吉和の介護職員のモチベーションを考えるブログ
『感謝する理由が見つからなければ落ち度はあなた自身にある』 北米ミンカス族の格言です
リーダーから「ありがとう」と
素直に感謝する心を持ち
職員一人ひとりの真価を認める
そんな存在になりたいものです
社会福祉法人みんなでいきる
介護老人保健施設サンクス米山
サンクス道 師範
作業療法士 小山智彦
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