今回は改めまして、
フットケアに使う道具たちを紹介いたします。
その前におさらいです。
フットケア広め隊の行う、介護現場でのフットケアとは
1.足の観察
2.爪のお手入れ
3.皮膚(角質)のお手入れ
4.保湿・むくみケア です。
日頃から足や爪の状態をよく観察して、
異常の早期発見に努めます👣
それでは、フットケアに使う道具たちを紹介いたします。
◇ゾンデ
爪と皮膚の間のゴミをかき出します。
爪の形状や皮膚との境目を確認し、どこまで切れるかれ確認します。
このひと手間で、
深爪させてしまった や 肉まで切って出血させてしまった・・・
などの、ひやりはっとや介護事故はある程度防げるはずです!
ゾンデの代わりに、耳かきや歯間ピックなどでも行えます。
◇爪切り
向かって左二つは、直刃(まっすぐな刃)の爪切り
向かって右は、曲刃(カーブのかかった刃)の爪切り
こちらが一般的に使われている爪切りですね。
フットケアではスクエアオフカットしやすい
直刃の爪切りをお勧めしております。
一般的な曲刃の爪切りの場合は、爪の端を切りすぎて
深爪になってしまう場合があります。
深爪は巻き爪や陥入爪の原因になりますので、
くれぐれも切りすぎに注意してください。
詳しくは 曲刃の爪切りと直刃のニッパー、切り比べ!
◇ニッパー
フットヘルパーは新潟県が誇る三条市の諏訪田製作所さんの
足用直刃ニッパーを使っております。
刃はこんなに開くので、厚くなった肥厚爪も
難なく切れます!!
もちろん、切れ味は抜群です👣
◇ヤスリ
上から
・エメリーボード 紙やすりウォッシャブルタイプ
・ダイヤモンド加工のやすり
・ガラスのやすり
爪の長さや形を整え、靴下の脱ぎ履きや毛布等への引っかかりを防止します。
角が残っていると隣り合う指に爪が刺さり、痛みや出血の原因になります。
爪を切らなくとも、やすりをかけるだけで爪の長さを調整することもできます。
切りにくい巻き爪などは、爪切りで切らなくとも、こまめにやすりをかけて
適切な長さをキープさせるのもひとつの手です。
感染予防のために、お一人お一人洗浄した器具を使いましょう。
今回は、主にフットケアで使っている道具たち紹介いたしました。
爪切り一つとっても、
100円均一で売っているものから、数千円するものまで多種多様です。
例えば数千円するニッパーは研ぎなおしをしてもらえ、
一生涯使えるとしたらどうでしょう。
歩けて当たり前の足づくりには、爪切りは必需品です。
爪の状態で、踏ん張りや歩き方にまで影響がでます。
たかが爪切り、されど爪切り👣
いつまでも どこまでも 自分の足で 歩いていこう👣
介護士が行う介護目線のフットケアを体験することができます。
毎年好評をいただいております☆
福祉・介護・健康フェア
11月19日(日)9:30~16:00
朱鷺メッセ 介護の日県民のつどいコーナーにて
フットケア体験 お待ちしております。
フットケア広め隊
Team足フェチ 田辺美枝子