新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

足のアセスメント その1 爪編


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ご自分の足や、ご利用者様の足、じっくりしっかり見てますか~?

 

ふだん、足は靴下や靴を履いているので、じっくり見る機会は

お風呂や着替えの時など、裸足になった時に限られてしまいます。

 

それも見ようとしなければ、注意が向かない事も多いかもしれません。

されど、足にまつわる疾患は大変多いのです。

 

では、具体的にどんなところを観察したらよいか?

 

 

1.が変わっていないか?

通常健康な爪は半透明です。

爪の下を流れる血液が透けてピンク色に見えます。

 

具体的な爪の色はこちらから ⇒ 爪の色は何色ですか?

 

2.変形していないか?

変形してしまうと、爪切りも大変になってしまいますね。

 

3.のびすぎていないか?

伸びすぎて、隣の指に刺さっていることもあります。

伸びすぎてしまうと歩行にも影響がでてきます。

 

4.深爪していないか?

切りすぎは、巻き爪や陥入爪の原因になります。

くれぐれも切りすぎ注意ですよ!

 

5.われたり、はがれたりしていないか?

爪も乾燥します。爪にも保湿が必要です。

靴下を履くときに引っかかったりしませんか?

 

6.肥厚していないか?

厚くなってくると、爪の透明感がなくなり白濁してきます。

 

7.巻き爪陥入爪になっていないか?

歩行時に、しっかりと指先で蹴りだしていない、

すり足で歩いていると巻き爪になってしまうことがあります。

 

爪の周辺に炎症は起きていませんか?

 

 

今回は、の観察ポイント7つあげました。

 

次回は、皮膚の観察ポイントをお伝えいたします。

 

足にまつわる疾患はたくさんあります。

まずは足病変の知識を持って、アセスメントすることで

病変の早期発見に繋がります。

 

時々、お風呂上りにご自分の足をじっくり

眺めてみてはいかがでしょうか。

 

~できるだけ長くご自分の足で歩けるように👣~

時々、足をいたわって、ねぎらってあげてくださいね。

 

フットケア広め隊 田辺美枝子


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