ご自分の足や、ご利用者様の足、じっくりしっかり見てますか~?
ふだん、足は靴下や靴を履いているので、じっくり見る機会は
お風呂や着替えの時など、裸足になった時に限られてしまいます。
それも見ようとしなければ、注意が向かない事も多いかもしれません。
されど、足にまつわる疾患は大変多いのです。
では、具体的にどんなところを観察したらよいか?
1.色が変わっていないか?
通常健康な爪は半透明です。
爪の下を流れる血液が透けてピンク色に見えます。
具体的な爪の色はこちらから ⇒ 爪の色は何色ですか?
2.変形していないか?
変形してしまうと、爪切りも大変になってしまいますね。
3.のびすぎていないか?
伸びすぎて、隣の指に刺さっていることもあります。
伸びすぎてしまうと歩行にも影響がでてきます。
4.深爪していないか?
切りすぎは、巻き爪や陥入爪の原因になります。
くれぐれも切りすぎ注意ですよ!
5.われたり、はがれたりしていないか?
爪も乾燥します。爪にも保湿が必要です。
靴下を履くときに引っかかったりしませんか?
6.肥厚していないか?
厚くなってくると、爪の透明感がなくなり白濁してきます。
7.巻き爪、陥入爪になっていないか?
歩行時に、しっかりと指先で蹴りだしていない、
すり足で歩いていると巻き爪になってしまうことがあります。
爪の周辺に炎症は起きていませんか?
今回は、爪の観察ポイント7つあげました。
次回は、皮膚の観察ポイントをお伝えいたします。
足にまつわる疾患はたくさんあります。
まずは足病変の知識を持って、アセスメントすることで
病変の早期発見に繋がります。
時々、お風呂上りにご自分の足をじっくり
眺めてみてはいかがでしょうか。
~できるだけ長くご自分の足で歩けるように👣~
時々、足をいたわって、ねぎらってあげてくださいね。
フットケア広め隊 田辺美枝子