当たり前の日常から自分を取り戻す


こんにちわ。テクニカルフルボディトレーナー米山真由美です。

今回からblogをスタートですが、施術とタッチケアが人の緩和をサポートする視点から少しづつお伝えしていこうと思います。どうぞよろしくお願いします。

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まず、第一回目は新潟県内で全身の施術の練習をはじめたある方のお話。

誰にでもある何処にでもあることですが、私たちには家族がいます。

でも、時が経つと家族体系が変わり、あたらしい家族が増えたり、成長した家族は独立して、自分の家庭を築いたり、今までと違う環境でお互いに思い合ったり、関わり合ったりします。

長岡で私が経営するサロン内で施術講習をしていたときです。

いつものご常連様がメンテナンスにお見えになりました。その日はたまたま、施術の演習中にペアが奇数の為に、施術の相モデルが足りなかった為、そのご常連様のご友人の演習ということもあり、相モデルになっていただくことになりました。

その後数回別日にも相モデルをしていただくことになり、最終日・・

『実は・・先生ね。』

と言いかけて驚いた表情に早く伝えたくてこの練習の日を待ち遠しかったようでした。

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『数回ではあったけど、こおして練習のモデルさん役になってみて凄いことが起きたんです!仲はいいんだけど、あれ程面と向き合って、関わることも難しかった30年来のお義母に、いつもしてもらう様に見様見真似で、自然と両手で体を摩ってあげていたんです!』

それはあまりにも自然のこと過ぎて、ご自身でも頭の理解が追い付かないほど・・手が伸びてお義母さんを包み込んでいたそおです。

何故???

自分でも解らない。

『でもひとつだけ、とにかく今までの起きた色んな事や気持ちよりも目の前のお義母さんにしてあげたかった。それだけです。』いつも優しい眼差しの彼女には見慣れないキリッとした姿が印象的でした。

玄人も素人もやはり、人の感覚は知識や常識を超えた分野を

いとも簡単に答えを導いてくれる体感を目のあたりにしました。

そのあと、そのご常連様はご自身もそのメカニズムに興味を持たれて、

技術取得のためにスクールで今現在も学ばれています。人の当たり前を体感持って感じた彼女は今まさに行動実践中です。人はDNAにある温もりや癒しを胎内や幼少期に記憶されて大人になっているそうです。それをまた次の世代や周りの今居る方たちに繋ぐいのちの大切さや育む力を、当たり前の日常から発見していくこともあります。特別なことでなくてもいい、自分の当たり前だけど、忘れかけたものが手に届きやすい環境設定をこれからもどんどん発信していきたいなと感じた日常でした。

 

 


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