新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

施設の存在意義


よく地域貢献という形から施設では色々な取り組みを

おこなっていますが、実際に施設ってのはそんなに地域に

知ってもらう必要性があるのでしょうか?

なんでこんな事を書いているかというと

そもそも地域での施設の存在って何?

という素朴な疑問にたどり着くわけです。

ちょっと脱線するのですが、

健全な生活を送っている間は少なくとも仕事でかかわり等が

なければ施設は必要がないし、存在も知らないのだと思います。

年月が経ち、周辺が変化していく中でやがて施設を必要とする人から

その存在を知り、使うようになっていきます。

では、

地域で施設を知ってもらうには何をどうすればいいのか?

と考える施設は大概こんな事を始めますね。

・施設でイベントをやる

・施設でバザーをやる

そうすると、確かに一時的には施設へ足を運んでくれますが

それが終わるとまた来なくなります。

目的がないから来ないのです。

では、どうやったら普段からの出入りが可能になるか?

それはこちらに来てもらうことではなく、まずはこちらから出る事です。

それは意味なく出るのではありません。

キチンと地域のニーズを踏まえて出る事です。

利用者のアセスメントをとるように、

地域のアセスメントをとれば良いのです。

対象者は市民全般。

誰でも良いわけですね(笑)

ただ効率等を考えるといくらかは狙いを定めないと

いけないわけですから考えないといけませんね。

地域貢献として施設を地域といっしょに・・と考えるなら

この部分の構築をキチンとおさえて実践していくと

思わぬ形で結果が出る事もありますから

しっかりと考える事です。

きっといい地域づくりが出来ると思います。

 

放浪後の一言:たまにはため息をつきたくなるよね・・・


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