新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

書類が苦手


介護の仕事の中では書類作成というものも存在するのだが

そもそも、これらは仕事に就いてから覚えるものであるから

大概の方は最初に書き方などを学ぶ

で、

その時にどんな風に教えてもらうか?

 

そもそも書式たるものが定まってないし・・・

教える側もそれが正しいものかどうかの判断もなく・・・

各事業所によっても違うかったりするわけで・・・

 

このような中途半端な感じであるために、

一貫した事を習わないので

介護職の多くは都合のよいものを使い

その様式を疑わずに使用している事が多いのかなと

感じてしまいます。

 

もう一つ言えば、

通所介護計画書作成に至る過程を殆ど学ばないので

書けない。

だから、下手をすると

「書く時間がないから書けません」

「書き方が分からないから・・・」

「パソコンが空いてないからする時間がない」

など

びっくりするような言い訳をして

書くことを否定する光景もあったりする。

当然ながらそれって通用するはずがなく、

えらいこっちゃになるのです。

そもそも自分たちのしているサービスを

キチンと書けない、表現できない、報告できない事が

おかしいのだと気づかないといけないのですが、

先の話のとおり、

そもそも最初にそういった事の重要性、必要性、業務の中で

教えないから、身体を動かす肉体労働的な部分に

仕事をやってる感を見出して、

考える事のない介護職になってしまう事があるのです。

だから「介護は考えて!」となるのです。

普通の仕事って言い方もおかしいのですが、

通常は、提供したサービスはキチンと報告をして

相手が認めてから成り立つわけです。

施設ではこの「相手が認めて」の部分に関して

自己判断が出来ない、聞かない、家族が判断する・・・

この現実があるから、このいいかげんな書類処理が

成り立つのだと思います。

 

放浪後の一言:だから介護の仕事は良い印象が持たれないのだと思う


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