「言ってるのに」
スタッフさんが気を利かせて?かもですが
利用者さんに
「寒そうだから上着着ませんか?」
と声をかけている。
ところが利用者さんは、
「別に寒くない、だから着なくていい」
と言われている。
普通ならここで終わるんでしょうけど、
スタッフによりここからがバトルになります😢
スタッフ
「そんなことないよ、寒いから1枚羽織れば?」
利用者
「だから、寒くないんだよ、嫌だよ」
スタッフ
「なんとなく寒く感じるし外、風吹いてるし」
利用者
「寒くないから着たくないだけだよ!もう」
と会話が続き、スタッフが諦めていました。
また今度は逆に、
スタッフ
「風呂上がりだから上着かけときましょうか」
利用者
「寒いから着ておくよ」
スタッフ
「でも部屋の中だしね、脱ぎましょう」
利用者
「冬は寒いんだから着ておくんだよ」
スタッフ
「汗かいたら困るから!ね、脱ぎましょう」
利用者
「もういいから!私は着ておきます!」
こんな感じでやってました。
もちろん両方の利用者は途中声をあらげて
いたりしてましたし(そりゃそうなります)
食い下がるところが違うよなあと私は見て
思ってましたが。
どちらも普通に見ていたらしつこい店員が
無理やりサジェストしてるだけです(笑)
2度と来るか!こんな店~!になるわけです。
2番目なんて、脱ぎましょう!って言われて
ただのヤバい人です(笑)
こういう場面を見ているとやはり認知症ケア、
違うとこだらけだと感じます。
途中で必死に「そうじゃない」と説明に
力むスタッフ。そしてそれに対しイライラを
募らせる利用者さん。
スタッフの頭の中の「こうあるべき」という
先入観がモロに出ているケースです。
これでは落ち着いて座ってられないはず。
次に出てくるのは「うろうろする」から。
だからマンツーマンで対応になり大変です。
人が足りません、増やしてください、と
なるでしょう。
考えない介護はこうやってスタッフ自身は
一生懸命やってるのに、こんなに頑張って
いるのに、わかってくれない上司が悪い。
と他人のせいにすることとなります。
やはり自分の中の常識を当て付けるのでなく
目の前の方を見て考えて判断すること。
これだけの事なんですが軽く見てるくらい
では伝わりませんね😢
考えるスキームをしっかり持って教育を
していかないと前には進まない。
そう思います。