新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

「成果」


最初に書いておきますが、
別に現場の味方、経営者の味方のレベルで
書いてるわけではないのでご了承下さい。

介護人材がなかなか集まらない。
よい人材がなかなか来ない。

絶対とは言いませんが介護以外の業界と
比べたら来ない、定着しない理由が
分かりますね。

それは成果主義ではないからです。

この話をすると
「保険事業は収入に限度があるから」

と言われますが(私も昔はそう思いました)

だけどよくよく考えると、また日々現場を
見ていると、収入に限度があるところまで
集客を懸命にやってない事業所が多いように
感じます。

その一例として現場から外部になかなか発信
しないのです。むしろ嫌がります。

また明らかに採算ベースがギリギリで正直
ボーナスなんて出せないのに当たり前のように

「なんで冬のボーナスがないんですか?」

なんて言っていたりします。
もちろんきちんと黒字ならそれに見合うものは
出さないといけないですが明らかに赤字の
場合、出せないんです。
そして赤字を埋める努力すらしない。

「私たちは頑張ってますから」

その頑張りは給与をもらう立場で当たり前。
業務です。みんな頑張ってますよね。

利用者さんが3人休んだら、普通は焦るはず。
少なくともデイサービスなら25000くらいの
売り上げが減るわけです。大変です。
しかしとある現場スタッフは

「ラッキー❗お風呂が早く終わるわ」

なんて言ってるわけです。そんなことを
言ってる人が「なんでボーナス少ないの?」と
言うわけですからそれは経営者も腹が立つ
でしょう。
25000円の売り上げ減、翌日20000円減。
なんて続いたりするわけですから1か月
これが続いたら、1人分のボーナスなんて
なくなるわけですが、現場の方の中には、

「私たち数字の事はよく分かりませんから」

と平然と逃げます。だけど給与に関しては
きちんと意見してきます。
つまり数字をよくご理解してるわけです。

都合よい解釈ほど恐いものはないのです。

また支払う側もそれを明確にしていないから
突っ込まれるケースもあります。

どれくらい売り上げがいけばどれくらいの
給与、手当が支払われるのかをある程度
示さないと厳しいですね。

だからよく現場から言われるのが

「やったことの評価がよくわからない」
「評価が曖昧で差が見えない」

なんて言われます。

やれてるようで曖昧な理解の「成果、評価」

これにメリハリをつけて、ステップアップの
具体的なものを示して、実践できるなら
よい人材が集まるのだと思います。


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