きちんとしてる方はスルーして下さい!
「よく考えたら分かる事」
施設にて食事量をチェックする業務。
何やら頭を傾げて食べ残しを見る姿。
「これって摂取量7ですかね?
それとも8ですかね?」
とスタッフへ聞いているのですが、、、
聞かれたスタッフも暫くしてから言ったのが
「まあ、、、8かな。」
という内容。
これってそもそも7と8の基準がないのか?
それとも基準はあるが手順を踏まずなのか?
くらいの差でしか無いように感じます。
そしてもっと根本的に思うことがあって
本当に精密に摂取量を知らなきゃいけない
人を除いて7か8かでそんなに悩まなきゃ
いけない内容なのか?ということです。
下手をしたらまたそれを違うスタッフに
聞いている訳です。そんな時間をトータル
したら利用者人数によっては30分以上を
悩む時間に使っているのです。
そして忙しい、大変だと騒ぐばかりです。
細かく記録しなきゃいけない方はともかく
そこまで気にしなくて良いならばもう少し
サッと判断できるような記録方法を考えたら
良いのです。
ちなみに私はそれをきちんとアドバイスを
させてもらいました✨
そして無駄な時間を無くせたらそれを忙しい
業務を早く終わらせる時間に使うようにと。
業務の見直し等はよく考えてみたら分かる
のですが
例えば5年前からしている業務があって、
それを1日6人でやってきた。
ところがここ1年前くらいからスタッフが
減り今は1日4人でやっている。
この地点で気づく方は気づくでしょうけど
同じ内容、方法をずっと変わらずしていて
人数が2人減っている。
5年前スタッフ6人を100%とした場合、
4人のスタッフだと150%で業務をしなきゃ
いけなくなっているのです。
こうして見たら、
「そりゃ1.5倍で毎日働いていたら疲れるわ」
となりますね。
このままだと不平と不満しか生まれないし、
実際疲労困憊になるのは当たり前ですから
人を増やすか業務改善にて4人で100%の力で
業務を行う方法を考えるしかないのです。
このチョイスを現場は何故か「増員」と
する施設スタッフが多いのです。
で、
それが難しいのは5年前の保険事業収入と
現在が違う(改定や定期昇給等による人件費)
ためにスタッフ補充が厳しい現実があるが
そんなのは私たちに関係ないと言わんばかり
に人が足りないと言います。
もちろん本当にマイナス人員の場合は、
補充するのは当たり前ですが、そもそも
改定などにより単価が変わる前から業務の
見直しをしていくべきなのですね。
ただこの「見直す」「考える」という変化を
多くの現場は否定的、マイナスと捉える事が
多いのです。向き合う、見つめ直すという
初歩的な事を「やりたくない」という個人の
感情にて抵抗してしまうのです。
忙しいから見直す=それは誰かがやる
ではいつまでも変わらないわとなります。
なので整理をすると
業務は定期的に見直す事。
ミスや事故で加わった業務は期間を定めて
無事故ならば加えた業務を排除する事。
ミスや事故の内容にもよりますが基本的に
連帯責任ではなくミスをした本人に原因が
あるなら個人に業務を加えてそれ以外は
通常にてやれば良い。
改善されたらまた戻せば良いのです。
昔にあった配薬ミスからダブルチェックに
なった。それを5年たった今もコンコンと
ダブルチェックをしている事が無駄な時間に
なるわけで例えば1年間無事故なら一旦
シングルチェックへ戻せば良いだけです。
人は成長するものです。学ぶものですね。
だからこういった
「よく分からないけど昔から◯◯でした」
みたいな業務ほど改めて見直すべきだと
思います。
本当に今が忙しくて大変だと言うのなら。