新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

相互理解


「相互理解」

現場で一番必要で一番難しいのがこれです。

どちらか片方が分かっているからこそ

問題が生まれ、関係性が崩れていくという

矛盾。

片方が分かっていても伝え方によって

うまく伝わらない、もしくは不信感が逆に

生まれてしまう場合もあるのです。だから、

「余計な事は言わないでおこう」

「研修にはこっそり行こう」

となる事が案外多かったりしますね。

では相互理解に近づけていくにはどうしたら

良いのでしょう?

言い方?内容?経験?資格?立場?

どれも一理あるのですが私なりに現場の方に

お伝えする時に一番気遣うのは、

「相手の今を知ること」

です。そしてそこから話す内容に対して

どのように伝えていけば頭の中でイメージが

出来て納得へ向かうのか?を考えながら

話しています。

どんなに正しい事、間違ってない事だと

しても、やはり伝わるように伝えないと

否定や反発の気持ちしか生み出しませんね。

相手を知るという言葉は誰もが当たり前と

思われるものですが、人は自分が正しいと

思って話す時、間違ってないと思って

話す時に相手の足りない部分を知る事で

主に伝えようと考えるために相手からすれば

それは実は見られたくない部分、あえて

見せなかった部分だったりするわけです。

だから素直に聞こうと思っていてもその前に

自分だけの領域に無断で入ってこられた、の

気持ちから防衛本能が働き反発につながる

事が多いのだと思います。

しかし伝える側が自分が正しいと思う間は

この心境に気づく事がなかなか出来ないため

「何であなたの事を思って言ってるのに」

という感情が生まれてきます。

良かれと思ってやることが親切の押し付けと

いうのがこの部分ですね。

相互理解を達成するためにはやはり普段から

学ぶ姿勢、特に色々な視点から学ぶ事です。

介護に限らずかも知れませんが私の狭い視野で

見ていても周りの方の学びは結構偏りがある

ように思えます。

ある程度学び比較してみたり試したりという

よりは、

「これは間違いない!」

という感じでそれ以降、学びに偏りが生まれ

るケースです。

感銘をうけました!ストンと落ちました!

これはこれで事実でしょうし、嬉しい反応

ではありますが、そこから進展がないのが

ほとんどで進展がないのは本質的な理解が

されてなかったりするからだと思います。

かくいう私もそれなりに偏りはあるのですが

絶対君主のような偏りはありません。

同じ内容でも話す方により伝わり方が違う

ためです。

好き嫌いと偏りは違うものですね。

相互理解をしていくにはまず相手の理解度を

知る事、普段からある程度言い合える関係性を

築くことです。

築くために普段の職場で何からしていくか?を

考えていかないと進みません。

知る事は良いも悪いも全てと言うことです。

つまり自分の良し悪しも知ってもらわないと

相互理解はなかなか難しいのです。

ちょっと表現は厳しいですが、

自分の事を隠しながらというのは都合が

良すぎるとなります。

腹を割って話すと言うのはそれくらい覚悟が

いるのです。

だからこそ相互理解が出来るのはチームと

して一流になるということですね。

先ずは話をする、意見をいう、考えを話す。

こんなところからスタートしてみたらと

思います。