新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

意識の差


ご存知の方もいるでしょうけど、

知ってるよ!!って方はスルーしてください。

 

他事業所へ環境づくりやデイの中身等を教えに行く仕事を

メインにするようになってから約3年が経ちますが・・・

なかなかハードな案件も受けるようになった。というか、

ハードな案件が普通の案件に変わりつつあるように思えます。

世間の子供を持つ親の中にいわゆるモンスター何とかと言われる

方々がいるように職員の質自体もそのように変化してきているのかなと

思うくらいにそのような場面、人、問題にあたります。

共通している事として

 

1.長い間、腫れ物に触るような周りの対応の中でいる

2.基本、よくわからない独自の効率の考え方を持っている

3.とにかく他人を指示して動かない、もしくは動きすぎる

4.すべてを知らないとすぐボヤく

5.常にイジメの対象をつくる

6.仲間内の飲み会が好き(イジメ対象者が居ない時に実施される)

7.表情が暗い、意味なくマスクをしている事が多い(怖いんですよね、マスク)

 

と長々と書き出しているのですが、全部は当てはまらないとしても半分以上は

当てはまる方がいると、大概、問題は発生している

 

このような方がいる現場は、だいたい物事が決まるのがこの問題ある方が

基準となっているため、当然ながら改善には後ろ向きで進みが遅いのです

例えば、

「自分で靴を履きましょう」というと、「間違ったら(私らが)困ります」

「お茶を自分で飲みたい時に飲めるようにしましょう」というと

「飲みすぎたら(お茶準備が大変だから)おなかを壊して大変ですから」

みたいに、一応利用者を盾にして自分らの要求をあたかも利用者が

言ってるように言い訳をしてくるわけです。

いくつもの同じ場面を色々な事業所で見ているだけに、このような理由は

予測がつくのと、思考に至る経緯がよくわかるために、一瞬即答をしそうになる

しかし、それをしてしまうと反発からの転換に少し時間がかかるので、

あえて言わずに、その様子を見ていくように気づかせる手段を取るのですが。

よく考えていくと、

この部分って、かなりの確率で経験とかではなく、単なる人間性や性格の問題で

ある事が多くて、それを仕事をしながら業務中に教育をおこなっているので

効率が悪いんだ・・・とこの頃は気づくようになった

先日も、ある施設での初歩的な事をお願いしているのだが、なかなか進まない。

で、少し様子を見るために課題を与えて様子を見ていると、

見事に期待に応えてくれることがあった(笑)

それは時間が少し過ぎるくらいまでの仕事を与えて、それが終わると

「かえってくださいね!」と言った後に追加で「ざっと片づけてからで・・・」と

言ったのですね。すると、見事に片付けはほとんどせずに先に言われた仕事だけを

着実に中途半端にやってから帰りました(笑)

次の時にその理由を聞いてみると

「言われた仕事をしていたら時間が過ぎてました、でも言われているので

出来る部分まではやってから帰りました。時間が過ぎていたので片づけるまで

出来なかったんです。」

との返答でした。

何が期待通りかというと、

時間が過ぎている事を理由に、

すべての作業を適当にして帰るだろう。という部分と、

まず出来ていない、していない事をあやまらないだろうという部分。

見事に予想通りでした。

ようするに意識が低い人というのは、まず言われたことを対してやれませんとは

言わないのです。やれなかったという理由を探す、作るから始まっています。

ので、仕事のスピードも上がるわけがない。そもそも視点がそこにないのですね。

で、これらを踏まえたうえでしっかりと指示を出すようにしていかないと

この手の方は、そのうち残業の事、休日の事、休み時間の事という風に何かと

会社に対しての不満や不平、職員間でのイジメ、同士を募って集団で物を言うようになる。

結局のところ、この人は何をしに会社に来て何をしに介護の現場に来ているのかが

当然ながら理解されません。で、辞めていくのですね、突然に(笑)

そういった事を未然に防ぐためには、ある程度のルールにおいて、

本人らの意識を好き勝手モードからルールがあるからモードに変えていく

段階が必要で、その部分もクリアできない人材においては個人的に言えば

介護の仕事自体する事を再考した方がいいと思ってます。

職員間の意思疎通もままならない、しようとしない、ルールが守れない人が

他人となる利用者をまともに見れるはずがないからです。

そのうち事故が起こる虐待が発生する、結果大きな問題になる、制度が変わると

悪循環のオンパレードです。こうなっては真面にやってる人々があまりに悲惨です。

ので、初期教育をしっかりとして、現場でそのルールを守れない時は

思い切った判断をすることをおススメします。

今日は辛口全開の内容でしたが利用者にとってはいい迷惑だと思うので書いておきます。

 

放浪後の一言:ダメなものはダメという判断も必要です!


About the author

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です