新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

スナックと現場


「スナックと現場」

デイサービスに例えてですが

施設によりサービス内容に差があれど

まだ朝から風呂、待ってる人は暇だし

フロアースタッフが少ないという理由で

いわゆる脳トレとか言われて計算問題や

塗りえをすすめられてやっている。

昼御飯も管理されてるとはいえ世間の食堂に

かなわない味のものを頂きます🍴🙏

皆で揃えさせられ食べる。

2時くらいまでスタッフの休憩など手薄だと

いう理由でぼ~っとさせられていたり、

寝ましょうとベッドへ連れていかれたりと

90分。

起こされたらスタッフ厳選レクリエーションが

問答無用で始まるかたまにボランティアさんが

来て参加したくないと思っても参加させられ

ボランティアの傾聴ボランティアをしてから

3時だからとおやつが運ばれてきて、

終わると2つか3つしかないトイレに並ばされ

何故かよくわからないけど皆で唄いましょうと

合唱が始まり慌ただしく送り出されていく。

気休めにまた来てね~と手を振られて終わり。

スナックなんかだとママがいてスタッフがいて

席に案内される。こちらが了承したら飲み物を

飲んだりされますが勝手に飲んだりはしない。

こちらが退屈そうにしていたらサッサと帰って

しまうために色々な話などを通してこちら側が

常に楽しめるように考えて気を使ってくれる

お店が多いのだと思います。結果として来て

楽しかったと満足して帰るのですがきちんと

送りだしはしてくれます。

さて業種は違えど共通項としては

同じような金額だということですね。

利用者さんが同じお金を事業所、店に払うと

してどちらのサービスを選ぶのだろう?

かたや押し付け向上心少なし上から目線。

かたや相手をみて気づかい対等以上に扱い

退屈させない努力をし続ける。

このような対人差が生まれるのってやはり

提供する側が相手の価値をどう見てるか?に

つきるのだと思います。

個人的な考え方ですが

デイサービスはやはり課題に対して効果的な

サービスを提供して心身機能の維持向上を

目指すもの。

スナックは好みの雰囲気を楽しみながら、

日常のストレスを軽くしたり会話を楽しむ、

ステータスを感じる方もいるでしょうし。

満足して帰る場所でありまた来たいと思う

努力をしている場所かなと。

先日カウンターで飲んでいたら横に施設を

利用する方がいて色々話をしてくれた。

お金はもってくるな!したいことを言っても

却下しかない!ちょっとお菓子を食べたくても

持参禁止と言われる!

なぜこの歳になって、ましてお金を払って

サービスを受けたりごはんを食べるのに、

そのサービスへ意見したり食事が不味いから

考えてくれといっても、わがまま勝手の一言で

片付けられるのか、、、腹が立つ!

くらいの話をされてます。

介護の質をあげるのはスタッフの考え方を

場合によりバージョンアップするしかなく、

そのために知識と技術を学び実践して考え、

振り返って考える。これしかないのかなと。

スナックとデイサービスの比較には

あれこれ言われるかも知れませんが

サービスを受ける側と提供する関係性は

同じなのです。

そこに気がつかないままで頭にインプット

しても実践には至らず、良い話を聞いた!

感動した!衝撃うけました!くらいが

せいぜいなのです。

結果現場にも利用者にも還元される事はなく

逆に余計な事をするな!言うな!と問題扱い

される現状があるのだと思います。

何から手をつけていけば良いのか?を

真剣に考えていける人材と経営陣が沢山

増えてくれたらと思います。

イメージ.png


About the author

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です