「最強?の挨拶」
ほぼ毎日あちこちの現場に入りますが
「こんにちは~🎵」
って感じで挨拶してくださる。
人それぞれだと思いますが挨拶って
自分にしてくれてるんだ!と伝わっての
お互いの挨拶になるんです。
私も以前の研修の中にこの挨拶ワークを入れて
いた時期がありました。
複数人数がいる前で「こんにちは」と言う。
形として皆さんこんにちは!なんでまだ良い。
現場で仕事に入る。ステーション前から、
「おはようございます!」と言ってみる。
下を向いたままの人。
こちらをチラっとみる人。
聞こえてないのか無反応な人。
人間関係が円滑にいけてる場合はたいして
気にしなければ気づかないのかも知れませんが
人間関係がギクシャクしているユニットとか
だと、こんなのがきっかけで更に悪化します。
要は「無視された」と思ってしまうわけです。
もともとギクシャクしているから、結果は
だいたいネガティブにとらえてしまいます。
しかし挨拶される方からしたら当然そんな事は
ないというケースがあるわけですね。
意図的に無視するのは崩壊になりますが(笑)
この捉え違いを解消するにはどうしたらよいと
考えるでしょうか?
挨拶はお互いに伝わってこそ、、から考えたら
こうなるわけです。
「◯◯さん、こんにちは!」
これで、
あなたに挨拶してるんだよ~の意図は
伝わりますね。
こう言われたらだいたいの方は、
「そんなの当たり前だよね」
と思うようですが、実際の現場や職場で
利用者さんやスタッフ同士のやりとりを見て
いたら、半分以上は◯◯さん、と言いません。
まして仕事始まり、仕事終わり、
おはようございます!お疲れ様です!
の際には「◯◯さん、お疲れ様です」とは
なかなか言いませんね。
そして、
現場ではあまり大きめの声、明るい声での
挨拶は圧倒的に少ないのです。
もちろん当事者が近くにいて、いきなりでは
びっくりされますから仕方ないのですが、
相手に伝わる形は考えていけば出せるわけです
からやはりそれを意識してやれば良いのだと
思います。
一人が明るく外部からきた方などに対して、
「こんにちは~」と言ってみる。
すると周りのスタッフらはそれを聞いて、
「誰かお客さんがきたんだな」と意識します。
意識をしたらお客さんをみたら明るく元気に
「こんにちは!」と言いやすいですね。
もちろん施設のルールとしてこの考え方を
定めて周知しておくのは前提になりますが。
実は意外にこの挨拶を徹底して意識して
取り組みをしてる事業所はほとんどなくて、
逆に言えば、これが徹底的に出来るだけで
施設の価値観や信用を確立しやすくなるとも
言えます。
施設の特色の出し方にも色々ありますが、
この「挨拶」という
初期投資ゼロ、業務負担ゼロな取り組みで
特色出してみてほしいものです
意外な効果が明確にあらわれますよ(笑)
※昔にデイの管理者時代、ある施設の取り組みを
みて自施設でやってみたらその効果に鳥肌が
立ちました(笑)