「公平さ」
つまらないものを公平に提供されても
嬉しくも何ともない。好きにさせてくれ、、
と言ってるのはデイの利用者さん。
スタッフらが一生懸命なのと利用者さんの
ニーズが満たされるのとは違うのです。
スタッフは確かに起案から準備を得て楽しん
でもらうためにとやっています。
もちろんその思いや事実は悪いものでは
ないのですが、起案の段階でよくよく考えて
ほしいのです。
利用者さん、当事者ありきの起案でないと
やはりスタッフ寄りの提供になります。
世間では「当事者の声、思いを聞こう!」と
言っているし、研修などでも言われてますが
肝心の自分の職場ではそれを実践しません。
ひどいケースは
「あんなの現場を知らないから言えるんだ」
と、素直さの欠片もない、思考もない事を
自信満々で言いあっている現場もあります。
また、自分はこれだけ頑張っているんだと
言わんばかりに、
「あなたがいなきゃダメなのよと言われた」
「私が辞めたらここは危なくなるよ」
「スタッフらが◯◯さんが辞めるなら私達も
辞めます!と言われました」
とかサラッと言われたりします。
組織は1人辞めたぐらいで潰れません。
どちらかと言えばこんな感じのスタッフは
だいたいマトモな引き継ぎが出来ません。
そもそも引き継ぎするほどの大した事をして
ないのに、これまで如何にも私しか出来ない
んだと残業してアピールしてきた手前、今更
引き継ぎするほどの仕事がないなんて言えない
のです。
この段階で公平なんて言葉はないのです。
公平さを言うのなら、きちんとした内容を
勝手に決めつけてするのではなく先ずは人に
聞けばよいのです。当人が話せるならなおの
ことです。
自分にしか出来ない仕事を作ってきたのなら
それは人に伝えていく、教えていく教育が
出来ないというミスであり、引き継ぎも
書面、説明、確認出来るように形に残す事
までをして引き継ぎなんです。
給与も賞与も昇給も法人が求める仕事を
きちんとしていての評価から決まるもので
それが公平なんです。
やらないことを前提に批判、否定からくる
公平さなどありません。
どんな職場でもそうですが、
「先ずは言われた事をきちんとしなさい」
と思います。