言い訳の言い訳

「そんな取り組みして、もし転けたら
どうするのですか？」

開口一番、決め台詞のように言われます。

本音を言えば転けないようにサービスを
提供するのが仕事です、と手短に答えて
理解を求めたいのですがなかなか現場では
そううまくいかない。

ので大概の場合、その言い訳に対しての
答えをきちんともっていたらいいのだと
研修なんかでは話します。

だって相手が言ってくるであろうセリフが
わかっているわけですから。
じゃんけんで言えばあとだしをしている
条件です。

👊がくるなら✋を出すみたいに(笑)

取り組みに対して批判的、反発してくる
理由として、
・めんどくさい
・今のままで何が悪いの？
・考えたくない
・取り組みしてもしなくても給料は同じ
・生活できたらいい
だいたいこんなもんです(笑)

あらためて書き出したらとんでもない
人物像が浮かびますが現実やる気のない方の
言われる内容ですね。

逆を言えばこの考え方で利用者さんにケアを
サービスを提供するのですから利用者さんも
たまったもんじゃない！となるわけです。
元気になれそうな気がしないですね(笑)

しかしこの類いの方々は素晴らしい言い訳を
準備されていて今のぬるい状況を守るための
アンテナを張っています。ネットワークと
噂スピーカーは一流の性能ですね。

そんな万全な体制には更に万全な体制で
望まないとほとんどが負けてしまうのです。
今はやりのインフルエンザも予防法として
インフルエンザの菌を弱くしたのを注射して
免疫を作る。この仕組みと同じようにすると
言い訳の言い訳を考えておく事になります。
ちなみにワクチンきかないよ！というのは
個人の差があると思いますのでツッコマない
で下さいね(笑)

「自分でお茶を入れてもらってヤケドしたら
どうするんですか？」　って言われたら、
「ヤケドするような熱いお茶を最初から
ポットに入れないようにして下さい！」
とまず返せば良いわけです。

「それがわかっていて沸き立てのお茶を
ポットに入れる方がおかしくないですか？」
と付け加えてお伝えすれば更に効果的ですね。

大概はこれくらいで退いてくれるのですが、
レアな上級者は、
「ヤケドしない温度って何度くらいよ？」
みたいに聞いてこられます。
答えられないでしょ？みたいな挑戦的な
言い方な場合が多いです。
「ヤケドとしては
だいたい80℃くらいなら１～2秒、
60℃くらいなら10秒あたり続けると
危ないと言われているので60℃くらいなら
お湯が跳ねて熱いと感じてもすぐに拭いて
冷やせば大丈夫です。」
くらいの「言い訳」を説明していけば
良いとなります。

違う見方としたら、
「ヤケドしない温度、で検索したらだいたい
書いてますから自分で調べてみたほうが
私が言うより納得できますよ。」
なんていう「言い訳」もありだと思います(笑)
ただ、目指すのは「言い訳の天才」でなく
人として良いサービスを提供出来る専門職
である事を忘れないでほしいと思います。

放浪後の一言：毎年時期が来たらこれを何度となく言ってます(笑)