新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

利用者の立場


利用者さんに関して呼び方は色々あれど
その呼び方に比例して利用者さんの場所、
接し方、扱いなどキチンと出来ている
施設はどれくらいあるのだろう。

対外的にはお客さん、保険を使い目的をもち
利用をする。なのにその現場はどうでしょう?

山積みに物が置かれている、
理由は置く場所がないから。
利用者さんが使うための和室、畳の部屋にものが散乱、
理由はもう利用者さんがほとんど使えないから。
作品作成の途中が山積み・・・

全ての理由が施設、スタッフ目線であること。
毎回現場を見るたびに色々な考えが巡ります。

自分たちがいくお店や病院でそんな所が頻繁に
ありますか?
たまにはあるのかも知れませんが
二度といかないでしょう。
施設の片隅に色々な ものが置かれている。
清潔感も感じられない。
そのような環境の中でいるにも関わらず、
表向きには、
利用者本位、提供するサービスは質が高いとか
言われてもとてもじゃないですが
信用出来ないと思います。

そしてそのような環境で平気でいれるのは、
利用者さんをその程度に見ているからです。

「こんなもんでいいやろ」

この見方がレクリエーションや集団体操、
口腔ケアなどにも表れてくるのです。

利用者の立場を本当に考えるのなら、

打算的な考え方をしない。
自分たちのしている事にキチンと説明がある。
何のための介護保険なのか考える。
上っ面だけの利用者本位を言わない。

これくらいは考えてほしいと思います。

自分たちの仕事にプライドとこだわり、
そして楽しみと希望がもてるように。
まずは目の前の現場、利用者、スタッフから
見つめ直してほしいと思います。

放浪後の一言:上から目線のその気持ちがね・・・


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