新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

変化


どんなに良い事でも、些細なことでも
人は変化をなかなか素直に受け入れ出来ない。

それは変化の直後では自身への
「納得」が出来ないから。
だから最初は仕方ないのだと思います。

しかし、現場で取り組みをしていくと、
なかなか変化を受け入れない場合があります。

伝え方がイマイチだったり、
逆に理解が難しく時間がかかる
など、
正当な理由もあるのですが、

だいたいのケースとしては、

なんで変えなきゃいけないの?
何にも問題ないよね!

と、そもそも間違いに気づけない。

以前に書いた「慣習」のように、
前からこうなんです。主任が言うからです。
のように他人任せで逃げてみる。

変化の取り組みをしてしばらくしたら、
「転倒したらどうするのですか?」
「やけどしたらどうするのですか?」
「私達、習ってませんから無理です」
「人が少ないから出来ません」
「時間がないから出来ません」

と、とにかく「やりたくない」言い訳を
ツラツラと並べていきます。

こういうのを何度も聞いていて
いつも思います。

そこには利用者はいないのだと。

利用者さんに良いケアを提供したいと
口や標語では表現しても、

変化も含めて受け入れながら
考えてケアを提供していかない限り
何の進歩も向上もないのです。

それは自分らの職務的な地位にも影響が
出るのです。

変化をするのは否定ではなく、
新しい事への挑戦であり、
これからを良くするためのきっかけです。
だからこそ、
まずは素直な気持ちになって
話しを聞いてみる。
素直な気持ちになって
話しをしてみる。

自分自身が素直になるという
「変化」から良い人材とよい職場、
そして利用者さんへの良い環境が
生まれるのだと思います。

全ては実践あるのみです!

放浪後の一言:自らが変わるとか襟を正すとかいう言葉を考えよう


About the author

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です