新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

現場の温度


現場の職員がどのような状態であるか?

それが重要な事はたぶんほとんどの方がわかっているのだと

思うのですが、、、、、

分かっていてもよく言われるのは

「どうやってやる気にさせるのですか?」

「うちの職員は全然共感してくれない」

「年配の方ばかりで無理だと思う」

とか、並べていけば、屋台が出来るんじゃないかと

思うほどの理由札がたくさん並ぶわけですね。

こういう言い方をしたら駄目じゃないかと言われるかも

しれませんが、こういう場なんで言ってしまえば

「変える側がそんな事言ってるからダメなんです」

と言いたいと思ってします。

もちろん、話す相手がそれ相応の方ならいいのですが、

こういうのをあまり言いすぎる人は、その範囲を安易に

広げていき、聞いてくれる方にドンドン言ってしまいます。

その結果、

「自分自身がダメな環境でいるんだ」

「環境が変わらないのはスタッフのせいだ」

となってしまうことが多いのです。

これはいわゆる、

現場でインプットして、外部でしっかりアウトプットする!

というまさにスタッフに実践してほしいことを違う形で

やってしまっているのです。

その数が多ければ多いほど、場数を踏んで、色々な方に話すわけですから

まさに、カリス〇講師養成講座に負けず劣らずの実践をしているのです。

自らの手で病気を生み出し、自らの手で悪化させるということです。

現場の温度差を感じるという方は、

一度、自分自身をしっかりと見つめなおし、

他の方をゆったりと見つめなおすことをおススメします。

要は事業所にとっての適正温度は人で決めるのではないということ。

そこが見えてくれば、良い施設に良い環境、元気になる利用者さんとスタッフの

構図が見えてくるのかもしれませんね。


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