新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

かかわり


認知症になり友達が来なくなり、
友達の所に行く事も少なくなり、
人とのつながりが無くなっていく。
施設ではそのかかわりが2択しかないのです。

1つは当事者、利用者、入居者。
1つは職員。

デイサービスやグループホームならまだしも
特養になるとかかわりの殆どが職員のみに
なりがちなのです。

1日のうち8時間を除いた16時間。
960分の中でどれくらい人にかかわれてますか

起床、食事、トイレ、風呂以外でどれほど
かかわれていますか?

業務は確かに忙しい。
人が少なくて大変だ。

だけどね、、、

利用者さんは話しかけてくれるのをじっと
待っているのだと思います。
何気ない挨拶が嬉しいのだと思います。

利用者さんを背中からみていると、

職員が右から来たら、その首は右に向き、
右から左に歩いたら、その首は左に流れ、

テニスの試合をみる観客がそのボールを追う
ように職員さんを追ってます。

利用者さんにとって唯一の話しを聞いてくれる
存在、話をしてくれる存在こそ職員さんです。

だからこそ、

ちょっとだけ顔を見てください。
ちょっとだけ声をかけてください。
ちょっとだけ触れてください。

そしてどんな時もその存在を認めてあげて
ください。

1日たった数分で良いですから。

家族以外の唯一の理解者なんですから。

そのかかわりから温かさを伝えてもらえたら
きっと安心してくれるんだろうと信じてます

放浪後の一言:職員さんがすきなんだよね・・・


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