新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

環境つくり(その1)


さて・・・

環境つくりと言えば、多くの方は建物であったり、備品であったりと

物(ハード)に関することをのみを想定しがちですね。

この考え方で環境つくりを行うと必ずと言って良いほど

自己満足における達成感くらいしか残らない、そして必ず、

「環境を変えたくらいで良くなれば苦労しないわ!」と言う。

実際に本当にこの状態での環境整備だと、多少の自力回復力のある

利用者ならともかく、ほとんどの利用者の改善に至る事はない。

当たり前に決まってます。

こういう職員に限って、たまたま上手くいくと、これ見よがしにいうのです。

「環境つくりなんて楽勝だよ~」って。

実際に私が現場に入って、色々な事業所を見ながら教えていたり、考えていたり

するわけですが、この手の臭いのする方はおられます。

本当に環境を整えていくということは、

1.物理的環境

2.ケア的環境

3.経営的環境

この3つを考えて実践しながら作り上げていくものですね。

ちなみに先の事例の方は、

1.物理的環境 のみをほんの少しだけやってみた結果ですが(笑)

そこに2.ケア的環境を利用者に合わせて実践していけば物理的環境が

活きてくるのであって、物理的環境とケア的環境が融合することで、

経営的環境が構築されていく・・・となります。

ので、

環境つくりをこれからやるかも?という方は、

まず、この3つの環境要素を理解してから実践をすると効果が出やすいので

おススメです。

ちなみに、

利用者は、ケア的環境の改善を望んでいることが多く、

職員は、物理的環境の改善から取り組む事が多いということを

ここに記しておきます。

この部分の差異に現場環境の問題が集約されているともいえます。

利用者の求めるものと職員の求めるものがイコールになったとしたら

たぶんその施設の現場と職場環境は良いものだと

が・い・ぶ・の・方々が評価をしてくれます(笑)

そんな環境つくりが普段から考えて出来るように自身も日々取り組みながら

またここにその様子をかければと思います。

ちなみに・・・・

まだ写真アップの仕方がよく理解できていなく、

文章のみで申し訳ないとは思いますが、

そのうちきっと私自身が環境に適応できると思うので

もうしばらくお待ちくださいませ。

 

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