新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

一生懸命やってるのに・・・


私・・・一生懸命にやってるんですが、、、

と言う職員さん。
そうなんだ。それってなんで相手は分かってくれないんだろうね?

こんな会話から始まった面談でしたが、
話をすすめていくうちに色々と見えてくるのです。

分からなかったら何回でも聞いてね!
そう言われたから何度も聞いていたら、ある日、
「同じ事何度も聞かないでやってね」と言われた。
わからないから、聞いてもいいって言ったから聞いてるのに・・・

そんな話の中、1つの疑問。

「何度も言われなくいいように何かしていないの?メモを取るとか?」

そういうとこんな返答が返ってくる。

私はなかなか覚えれないからメモをとりながら聞いていたら、ある職員に
「あまり現場でメモばかり取らないでほしい」と言われたから、メモをとって
ないんです。

とこんな感じで色々な内容を聞きながら話をしていたのですが、
お互い様の部分もあったりするし、どちらかに非があるケースもある。
ただ、「一生懸命にやっている」ことと「仕事として出来ている」事とは、
やはり取り方は違うもの。

ただそのプロセスは大切であり、本人なりの努力は理解出来るものなのです。

この職員さんに言ってあげたのは、

あなたが頑張っていることを本当に知っていれば、皆とは言わずともそれを
理解してくれる方は必ずいるものですよ。ただ、それが伝わってないとしたら
知らないのと同じなのだから、言い方がきつくなったり、また??みたいな
感じにはなるかも知れないよね。だったら伝わるアクションを考えないと。

例えば、
「一度一人でやってみるので見ててもらえませんか?」とか
「一度練習をしたいのでお時間少しよろしいですか?」とか
「〇〇までは書いたのですが、どうでしょうか?抜けていたら教えてもらえますか?」とか

わからない、からという聞き方でも全くその姿勢が違ったりします。

仕事が出来るできないは個人差があり、ある程度までは新人だからと見てくれるものです。
しかし、そこに至るまでの経緯によっては、いい加減に覚えてよ!ってなる事もある。
怒リ方はさておき、その心理になるのが単純に仕事の覚えが遅いからなのか?
それとも、別の要因があるのかをしっかりと知る必要があります。

自身がそれなりにやっている!のに分かってくれない・・・という場合は、大抵は
このあたりの理解の相違に問題があると思います。

だからこそ、まず教えてもらう側は伝わる努力をする事。
そして教える側は感情的にならず、その原因を追究しつつ
プレッシャーを与えないこと。

だと思います。

 

放浪後の一言:今どき1回2回で覚えてくれる人を見つける方が職人技かも


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