どうも!福祉用具オタク バガボンド・テルこと徳橋でございます。
認定調査の「不適切な状況」と介護施設で発生した事故を市役所に報告しなければならない必要性に差異を感じた。というお話です。
市役所から「認定調査の依頼」があり、独居の方の認定調査を行なった際、
「浅く腰かけた」ことに起因する「ベッドからの滑り落ち」が半年に2回も発生していることから、「移乗」に関して、独居の為、介助を受けることはないが、現状を「不敵な状況」として、本来は見守りや声かけなどの介助を受ける必要がある。
と、特記事項に記載したのですが、市役所の担当者から「頻繁に事故発生していない」という理由で「不適切な状況ではない」と、されてしまいました。
実は歩行時も不安定になりやすく転倒リスク高い。外出時には常に家族や介護スタッフに付き添われているが、危うく転びそうになったことが最近ある。という理由から、現状が不適切な状況で、見守り声掛けなどの介助が必要としたのですが、「屋内で頻繁に転倒していない」という理由で「不適切な状況ではない」とされてしまいました。
当事者は屋内移動の際に転ばないよう柱や壁、大型の家具などに手でつかまり歩くことで、転びそうになっても転びたくないので、必死に転ばないよう努めているのですが、それは無駄な事で、あがくことはせずに転びなさい。って、言われているようで納得できませんでした。
おっと、話が逸れた。
頻繁に転倒事故発生していなければ「不適切な状況ではない」と判断されるのであれば、介護施設での事故も頻繁に発生しなければ「不敵な状況ではない」と、判断されるので、事故が発生するたびに毎回毎回、市役所へ報告しなくても良いのではないか?
と、ひねくれた事を考えてしまった不心得者のワタクシでした。
あ、念のため
「介護施設で事故発生した場合の市役所への報告」と、今回の認定調査における「不適切な状況」は、それぞれ目的・意味合いが異なるので、同じ見方で考えること自体「間違っている」ということは頭では分かっているのです。
分かってはいるのですが、納得できないなぁ。
誠に遺憾に存じます!