徘徊は人命最優先で届出を


県警の徘徊行方不明者捜索のための「はいかいシルバーSOSネットワーク」について、県警から「行方不明の届出が遅れると、死亡事故などの危険のリスクが高くなるので、できるだけ早く届出をしてほしい」という呼びかけがありました。これは、届出が遅れるほど本人が遠くへ行ってしまうので、発見することが困難になるからです。

その一方で、家族の思いはどうでしょうか。「自分が目を離してしまった、見守りを怠ってしまったせいで居なくなってしまった」と自分を責める人もいると思います。また「他人に迷惑を掛けたくないので、捜索届けを出す前に自分たちで探して、見つからなければ連絡しよう」「家族が認知症であることを周囲に公表したくない」などの気持ちから、届出が遅れがちになってしまうのだと思います。

家族の不安な気持ちは理解できますが、本人の尊い命と、本人と家族の人生に大きく関わることなどで、早めに捜索の届出をお願いしたいのです。また、徘徊は家族も辛いのですが、道に迷いながら帰りたくても帰れずもがき続ける、本人の不安で辛い気持ちは計り知れません。

 

 

 

 


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