光明が差し、営業推進でgo!そんな心境に変化し意気揚々と居宅介護支援事業所や地域包括支援センターを回っていると、ある事業所さんへ行った時に、「ちょっとこちらに…」という声がけをもらった。
今まで、ややぞんざいにあしらわれてきた手前、非常にドキマギした。
眼前には、ちょっと怖い雰囲気の管理者の女性がこちらを見つめていた。
「新しい施設やるんだ」
「は、はい!」
「どこで?」
「は、はい、〇〇で」
「あのさあ、」
「は、、、はいっ!」
「今度、地域の方々を連れて行きたいんだけどいいですか?」
ニコッと急に笑顔が咲いた。
「あ、ありがとうございます!!」
「ちなみに、五十人」
「ああ、はい、ごじゅ…ご、五十人?」
嬉しい反面、想像を超える予定者数に私はたじろいだ。
「大型バスの手配があるから、返事ちょうだい」
「はは…ははい!!大丈夫です!」
額に汗が流れた。
続く