新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

もしも、ひょんな事から介護事業所を運営することになったら13(もし介)


飛び出して行った営業先。たった一枚のチラシをもち、まずは飛び込んだ。

「こんにちは…突然の訪問失礼いたします」

「はい?なんですか」

「今度新しく開業する予定の…」

「あー、あそこのケアハウスね、はいはい」

「いえ…ケアハウスではなく」

「はいはい、お疲れ様です」

結構なパンチを食らった気分だ。自分の情報を聞く由も無い。

それぞれの事業所にはそれぞれの都合がある。サービスや施設は、エンドユーザー、顧客が決めるものだが、その手前で、この人達(ケアマネジャー)をほとんどが経由する。

 

私は不安になった。それぞれの居宅介護支援事業所が、それぞれの施設や事業所を持ちグループで動いている。これは余程の付加価値や魅力を伝えないと、その先のユーザーには届かないのでは無いか…?

 

これは完全なるBtoB(Business to Business)の業界なのでは無いか…?であればどう立ち回るのがベストな営業なんだろうか…?

 

私はまた、立ち止まり思考を余儀なくされた。

 

 

 

 

続く


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