新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

Vol.1「地域包括ケアって…」


最近、本当によく聞くようになった「地域包括ケア」の言葉ですが、実際どんなものなんでしょう。

「住み慣れた家でいつまでも、自分らしい暮らしを」という考え方は素晴らしいです。しかし住み慣れた家が、体の自由が利かなくなり、自分にとって住みづらいものになってしまったらどうしよう、と思ってしまうのも事実です。

国や自治体は、地域の高齢化のみが進んでいくことや、単身独居の生活者が増えていくことを憂慮しています。そのために、何年も前から議論がなされてきました。

地域の医療・介護サービス・福祉等社会資源、社会的インフラ、そういったものを充実した対応が可能な範囲で包括し提供していく事を理念化したものが「地域包括ケア」です。

理念は、頭で理解するものでなく皮膚感覚で「感じる」こと。市井の一人一人が、感じることが出来る社会づくり、地域づくりを、専門性の高い職種のみでなく、多職種が手を取り合いながら地域を補完していくべく、全国で様々な取り組みや仕組みづくりが始まっています。

そういったものをご紹介しながら、私自身が学び、得た知識や経験を少しづつブログに上げさせていただこうと思います。

小林図1

 


About the author

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>