「もしドラ」は内容も大変面白く、一時間足らずに読了した。女子マネージャーが「マネジメント」を誤解するも、読み進めてどんどんと実際のマネージャー業務にマネジメントのエッセンスを落としていくところが痛快であった。
30歳を過ぎて飛び込んだ新業種、一から専門家集団(介護・看護・医師)を前に私ができることは、本当に限られていた。一番初めは新たに大学を受け直し、介護福祉士の国家資格を取らなければ、なんて考えていた私は、「もしドラ」に載っていたある内容にハッとなった。
「マネジメントの人間は、専門家の通訳にならなくてはならない」この内容にガーンと衝撃を受けた私は、私がこれからチャレンジするべきことの整理をし、最大公約数的な思考で、最大公倍数的な成果をあげるには、私自身が専門家の通訳になれるようになる必要がある、そしてそれは、私にならできるのではないか、と僅かな期待が膨らんだ。
折しも学生時代は、生徒会長や寮長を歴任し、少なからず生徒会や寮運営に従事し、前職で多少の営業経験もあり、「聞く」「繋げる」「創る」能力には自身があった。
専門職集団の中での真のリーダーシップ、それはマネジメントの追求だ!
…と思えるようになるにはこれからもう少しの時間を要していく。
続く