なぜこんな無駄な業務があるのか
なぜこんな根拠のない介護技術なのか
なぜほかの施設が当たり前にやってることができないのか
現場の職員やリーダーに聞くと
『前にいた施設長がそういう指示をしたから』
『前にいたリーダーがそうしていたから』
『前にいた看護師がそうだったから』
というのです。
これが呪われた施設です。辞めた人の影響がずっと残っているんです。
辞めたんだから、新しく作り直して良い施設にすればいいじゃん、と思いますけどね。
呪われた施設のままでいるメリットは
・変わらなくていいから、めんどくさいことをしなくていい
ということですが、デメリットは
・優秀な人が辞める
・やる気のない人だけが残る
要するに、呪われた施設に未来はないのです。
もうその悪い仕組みや文化を作った人は辞めていないのです。
残った人たちで変えられるのに、変えないのは、なぜでしょうかね。
結局は、誰がリーダーになっても、誰が施設長になっても変えられないってことなのでしょうね。
残っている人たちは、ぜひ『呪いにかかっている』ことに気づき、勇気を出して、めんどくさいけど、良くしていこう、と決めることです。
『呪われた施設の見学ツアー』とかやりたいですな。
僕、いっぱい知ってますから(笑)うっしっし。
知野吉和