先生がいないわけではないけど、自信を持って人を育てるプロが介護業界には少ないよね、という話です。
介護業界はやっぱり現場の介護職員や、介護福祉士として仕事をしている人たちが築き上げていくものだと思っています。
だからもっと外に出て声を出して欲しいし学んで欲しいし、成長して欲しいと願っています。
しかし、現場の状況を見ると、声を出さない、外に出ない、育てられない、勉強しない職員がまだ多いように感じます。
【とにかく新人を優しく育ててみること】
教えられる人になることで、現場に大きな影響を与えることができます。
その知識や経験が深いほど、大きなチカラを持ちます。
単なる知識や経験ではダメです。
それを優しく教えられることが重要です。
教えることができるには、まずは新人や後輩をていねいに育てることがいちばん良い方法です。
教えること、伝えること、お手本を見せること。
こういった教育の基本的なアプローチを大事にしながら自分なりの教育法を手に入れてください。
現場には先生になれる人が必要です。
多くの介護職員は「正しいかどうかわからない」「もしかしたら間違ってるかも」「誰かに相談したい」という迷いや不安を持っている人がたくさんいます。
先生がいないからこの業界は成熟しないのです。
もしあなたが今、先輩としての立場やリーダーであるならば、まずは後輩の先生になってください。
自信を持てる後輩を育てることで組織は強くなりますよ。
※もうすぐ介護サミットです。9/3の本番までスタッフ一同がんばっております。ぜひご参加くださいませ
知野吉和